【2019年7月更新】サイコムゲーミングPCのおすすめ5選/やっぱり『G-Master Hydro Z390 Ⅱ』で決まりでしょ!

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【最終更新日:2019/07/20】

 

「サイコムのゲーミングPCでおすすめの機種ってあるの?」

 

今回はこんな疑問に答えていきます。

 

筆者のイチオシは『G-Master Hydro Z390 Ⅱ』です。

 

メモリーの追加は必要ですが、デュアル水冷モデルで冷却性能に不足なし! USB接続のサウンドカードが使えるので便利です。

 

その他、筆者が厳選したおすすめのPCを4種、計5種をランキング形式で紹介していきます。

 

あと参考程度に「サイコム」の特徴について解説しておきます。

 

サイコムでPCを買う場合は必ず「カスタマイズが前提」となります。なので、正直サイコムのPCは初心者向きではないです。

 

とりあえず「こうすればいいよ!」ってアドバイスを乗せておくので、初心者の人はそれで不足ありません。経験者の人も困ったら筆者が紹介する通りのスペックにカスタマイズしてみてください。恐らくそれで必要十分なスペックが手に入ります。

 

ちなみに『HDD:無』となっているところは必要かなと思う場合や、動画配信を考えているの場合であれば、1~2TBを選択しておけば安心です。なので、あえて表記していません。

 

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サイコムゲーミングPCのおすすめ5選

 

【第1位】G-Master Hydro Z390 Ⅱ

 

 

G-Master Hydro Z390 II|ゲーミングPC|BTOパソコン|BTO パソコン(PC)の【@Sycom】(サイコム)

www.sycom.co.jp

 

スペック

 

  • OS:Windows 10 Home 64bit
  • CPU:Intel® Core™ i9-9900K
  • CPUクーラー:Asetek 650LS RGBポンプ仕様 + Enermax UCTB12P (サイコムオリジナル水冷)
  • マザーボード:Intel® Z390 チップセット(MSI MPG Z390 GAMING PLUS)
  • メモリー:16GB DDR4-2666(PC4-21300 8GB x 2)(Crucial Ballistix Sports LT)
  • グラフィック:NVIDIA® GeForce RTX 2070 8GB(サイコムオリジナル水冷静音仕様)
  • 光学ドライブ:DVDスーパーマルチ(ASUS DRW-24D5MT+ 書込みソフト)
  • SSD1:240GB(Crucial CT240BX500SSD1)
  • SSD2:480GB(Crucial CT480BX500SSD1)
  • HDD:無
  • 電源:750W(SilverStone SST-ST75F-GS V2)
  • サウンドカード:Creative Sound Blaster Z

 

かんたん解説

 

ゲーミング目的に特化、カスタマイズしたハイスペックゲーミングPCです。

 

生配信を予定している人はメモリーを32GBに、動画配信を予定している人はメモリーを32GBにしましょう。HDDも1TB以上のものを追加したほうがいいです。

 

デュアル水冷モデルなので、冷却は特に気にする必要はありません。筆者の場合はCPUが75℃前後、グラフィックボードが80℃になることはまずありません。

 

「水冷じゃなくてもいいや」って人向けに水冷の無いバージョンも販売されています。

 

G-Master Spear Z390|ゲーミングPC|BTOパソコン|BTO パソコン(PC)の【@Sycom】(サイコム)

www.sycom.co.jp

 

とはいえ、サイコムの「売り」、つまり他のBTOショップとの最大の違いは「水冷」なわけですから、わざわざ水冷の無いバージョンにする意味はあまりないかもしれないです。

 

なおUSB接続のサウンドカードを持っている場合はサウンドカードのカスタマイズは必要ありません。

 

【第2位】G-Master Hydro X299 Ⅱ

 

 

G-Master Hydro-X299II|ゲーミングPC|BTOパソコン|BTO パソコン(PC)の【@Sycom】(サイコム)

www.sycom.co.jp

 

スペック

 

  • OS:Windows 10 Home 64bit
  • CPU:Intel® Core™ i9-9980XE
  • CPUクーラー:Asetek 650LS RGBポンプ仕様 + Enermax UCTB12P (サイコムオリジナル水冷)
  • マザーボード:Intel® X299 チップセット(ASRock X299 Extreme4)
  • メモリー:32GB DDR4-2666(PC4-21300 8GB x 4)(Crucial Ballistix Sports LT)
  • グラフィック:NVIDIA® GeForce RTX 2080 Ti 11GB(サイコムオリジナル水冷静音仕様)
  • 光学ドライブ:DVDスーパーマルチ(ASUS DRW-24D5MT+ 書込みソフト)
  • SSD1:240GB(Crucial CT240BX500SSD1)
  • SSD2:480GB(Crucial CT480BX500SSD1)
  • HDD:4TB(Seagate ST4000DM004)
  • 電源:1200W(CoolerMaster V1200 Platinum RSC00-AFBAG1-JP)
  • サウンドカード:Creative Sound Blaster Z

 

かんたん解説

 

ゲーミング、生配信、動画配信等、何をしても不自由ないよう十分な条件を揃えたハイスペックゲーミングPCです。

 

SLIモデルもありますが、価格がとんでもないことになる上に、費用対効果は「残念(値段の割にそこまでハイスペックか疑問)」としか言えないので、コストを考えるのであればこのスペックが限界値となります。

 

総合性能を考えると旧モデルのグラフィックボードでもない限り、SLIはどうやっても過剰です。

 

メモリースロットは、128GBへのカスタマイズをしない限り4スロット分の空きがあります。クアッドチャンネルなので、4枚もしくは8枚のメモリーで運用する方が最大限に性能を活かせるからです。

 

Youtuberなど映像系のクリエイターを目指すのなら、先行投資して本機を検討するとよいでしょう。

 

【第3位】G-Master Arcus Z390 BYOC Edition

 

 

G-Master Arcus Z390 BYOC Edition|ゲーミングPC|BTOパソコン|BTO パソコン(PC)の【@Sycom】(サイコム)

www.sycom.co.jp

 

スペック

 

  • OS:Windows 10 Home 64bit
  • CPU:Intel® Core™ i5-9600K
  • CPUクーラー:CRYORIG C7 V2
  • マザーボード:Intel® Z390 チップセット(ASRock Z390M-ITX/ac)
  • メモリー:8GB DDR4-2666(PC4-21300 4GB x 2)
  • グラフィック:NVIDIA® GeForce GTX 1660 Ti 6GB(MSI GeForce GTX 1660 Ti AERO ITX 6G OC)
  • 光学ドライブ:DVDスーパーマルチ(スリム型)
  • M.2 SSD:512GB(Intel SSD 660p Series)
  • SSD:960GB(Crucial CT960BX500SSD1)
  • 電源:600W(SilverStone SST-SX600-G)

 

かんたん解説

 

国内最大級のLANパーティー、C4 LAN推奨のコンパクトゲーミングPCです。

 

C4 LAN | 持ち込みゲーム「LANパーティ」

c4-lan.com

 

さて、本PCはコンパクトというよりはスリムタイプといった方がよいかもしれません。

 

熱量の関係上、i7-9700、RTX 2080が最大となります。筆者もこれ以上は排熱が間に合わずに暴走する未来が見えます。

 

個人的にはダブル水冷化してラジエーターを外に出してしまえば、もっと高性能にと思いますが、これは自作する人の発想であり、どう考えても不格好です。

 

後の保証等を考えると完成品を売る側としてもこれが限界なのです。

 

コンパクトな分、ストレージを乗せる余裕、メモリーを乗せる余裕がありません。

 

内部アクセスは簡単な部類のケースが使われています。なので、後から追加、増設、交換する分には簡単です。

 

しかし、電源からの配線の取り回しがぎゅうぎゅうで、自作をする筆者でも嫌になる程ですので、特にストレージ(SSDやHDD)は予めカスタマイズしておきましょう。

 

最大スペック構成にするとノートPCの性能限界は悠々と突破しているので、性能に不満を持ちつつ、持ち運びも考えている欲張りさんにはうってつけのゲーミングPCです。

 

公式で謳われている通り、一般的なキャリーケースに入れ込むことが可能です。

 

ただし、モニターには気を配りましょう。キャリーケースはあまり大きなモニターを入れることはできません。

 

【第4位】G-Master Hydro Z390 Extreme OC

 

 

G-Master Hydro Z390 Extreme OC|ゲーミングPC|BTOパソコン|BTO パソコン(PC)の【@Sycom】(サイコム)

www.sycom.co.jp

 

スペック

 

  • OS:Windows 10 Home 64bit
  • CPU:Intel® Core™ i9-9900K
  • CPUクーラー:Fractal Design FD-WCU-CELSIUS-S36-BK(水冷)
  • マザーボード:Intel® Z390 チップセット(ASRock Z390 Taichi)
  • メモリー:16GB DDR4-2666(PC4-21300 8GB x 2)(Crucial Ballistix Sports LT)
  • グラフィック:NVIDIA® GeForce RTX 2080 Ti 11GB(サイコムオリジナル水冷静音仕様)
  • 光学ドライブ:DVDスーパーマルチ(ASUS DRW-24D5MT+ 書込みソフト)
  • M.2 SSD:512GB(Intel SSD 660p Series)
  • SSD:480GB(Crucial CT480BX500SSD1)
  • HDD:無
  • 電源:750W(SilverStone SST-ST75F-GS V2)

 

かんたん解説

 

サイコムのゲーミングPCの中でも紹介しないわけにはいかない、CPUOCされたハイスペックゲーミングPCです。

 

OCとはオーバークロックのことで、CPUが演算する為に必要なタイミングパルスの周波数を上昇させることを言います。

 

知識をお持ちの諸兄はすでにお気づきかもしれませんが、i9-9900Kはターボブースト動作時に5GHzで動作します。では「OCとは言えないのでは?」と疑問に思たでしょう。

 

これはターボブーストの動作条件と、ベース動作周波数が関係してきます。

 

CPUは基本的にベース動作周波数で動作を行います。そして、必要に応じてターボブーストを行って一時的に高周波数で動作します。この「必要に応じて」という部分がターボブーストの動作条件となり、これは機械的に勝手に判断して動作しています。

 

高周波数動作も一時的であり、普段はベース動作周波数で動作するわけですので、見方を変えると公式OCシステムと取れるというわけ。

 

本機は常にターボブースト動作周波数で動くのでOCと言っても過言ではないのです。

 

ちなみに本機以外のi9-9900K搭載PCは必要がなければターボブーストは発生しません。それはゲーム中でも同様です。

 

筆者はゲームをするときにターボブーストの動きを無視するために、CPUの動作周波数を固定します。

 

でないと、ターボブーストが無効になった時、ゲームにカクつきが出てしまう、fpsが落ち込んでしまうことがあるからです。

 

このようにターボブースト機能は画期的ではあるものの、結局不安定動作に繋がりかねません。

 

それが無いようにしているわけですので、勝つPCとしてはとても最適だと言えますよね。

 

一般的に個人が扱うPCの「動作周波数の固定」や「OC」は機器の破損、CPUの破損の危険性をはらんだ行為です。

 

そんなOCをサイコムがやってくれる上に保証もしてくれるわけですから、勝つPCの選択肢として外すことはできませんね。

 

【第5位】G-Master Spear X470A

 

 

G-Master Spear X470A|ゲーミングPC|BTOパソコン|BTO パソコン(PC)の【@Sycom】(サイコム)

 

スペック

 

  • OS:Windows 10 Home 64bit
  • CPU:AMD® Ryzen™ 5-2600X
  • CPUクーラー:CoolerMaster Hyper H412R RR-H412-20PK-R2
  • マザーボード:AMD® X470 チップセット(ASUS TUF X470-PLUS GAMING)
  • メモリー:16GB DDR4-2666(PC4-21300 8GB x 2)(Crucial Ballistix Sports LT)
  • グラフィック:NVIDIA® GeForce GTX 1660 6GB(ASUS PH-GTX1660-O6G)
  • 光学ドライブ:DVDスーパーマルチ(ASUS DRW-24D5MT+ 書込みソフト)
  • SSD1:240GB(Crucial CT240BX500SSD1)
  • SSD2:480GB(Crucial CT480BX500SSD1)
  • HDD:無
  • 電源:750W(SilverStone SST-ST75F-GS V2)

 

かんたん解説

 

ゲーミングに特化させつつ、コストを抑えたカスタマイズモデルです。

 

水冷モデルではないので、安く仕上がってます。

 

側面はふさがってますが、前面からしっかりと吸気できるので、特に問題になりません。あとは電源とグラフィックが妥協できれば、もう少し安くなります。

 

とはいえ、サイコムは全体的に価格が高めです。サイコムというBTOショップにこだわりがある人でない限り、別のBTOショップにしましょう。コストパフォーマンス重視でショップも選びましょう。

 

サイコムのゲーミングPCの特徴

 

サイコムの特徴といえば、Hydroシリーズのデュアル水冷です。

 

水冷は高い分、冷却性能が高く、窒息気味になる静音ケースとの組み合わせで、とても静かなPCとなります。

 

静音ケースで知人に自作したゲーミングPCをメンテナンスした際に、ストレステストを行ったのですが、まぁ、静かでした。

 

空冷と違い、水冷の場合はファンが高速回転することはそこまでなかったりします。なので、余計静かです。

 

水冷構成は他であまり見られないのでサイコムでゲーミングPCを買う場合は水冷を選びたいところです。

 

また、使用するパーツが明確なのも評価が高いです。他ではメジャーチップ採用などとしてごまかしている感が否めないのも事実です。

 

さらに、サウンドカードをカスタマイズできる貴重なBTOショップです。

 

サウンドカードの存在は意外と重要です。それだけで、FPSゲームに置ける勝率を左右することがあるくらいですからね。

 

外付けの場合、机の上が雑多になり、それなりにスペースが必要となります。それを解消するために内蔵するわけですが、その場合の作業は基本的に自分でやらないといけないので、破損するリスクがあります。

 

サイコムのみならずBTOショップを利用するという人は、自作の自信がなく破損が怖い、めんどくさいという意識を持っています。

 

勝つことを目的とする場合、サウンドカードを内蔵してくれるサイコムは最適と言えるでしょう。

 

ストレージ(SSD / HDD)の選択肢が3つ用意されているのもサイコムだけです。この辺りはケース自体が持っている拡張性をよく表しており、ユーザーのニーズとシステムをよく分かっているなと思います。

 

OSは絶対的に必要なものであり、ある程度知識のあるPCユーザーは、OSとその他のデータに関して、ストレージ自体を分けたがります。と言うのも、OSの入っているストレージがパンパンになると、不安定になるからです。

 

別にストレージがあると、そっちをデータ用とすることで、不安定動作を避けるのです。

 

それは、ゲームも同様で、ゲームが入っているストレージがパンパンだとfpsの落ち込みやカクツキが発生したりします。

 

なので、OSの入るストレージ、ゲームの入るストレージ、動画等のデータが入るストレージと分けたほうがいいのです。

 

筆者としてもこの運用方法を推奨します。気づいたらストレージがパンパンになっていることは多いですからね。

 

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まとめ

 

サイコムのゲーミングPCのおすすめは

 

 

サイコムが選ばれる理由は、自作に近く、使用するパーツが明確であることです。

 

また、動作確認をしてから発送されるので、初期不良を引きにくいという特徴もあります。

 

というか、サイコムで初期不良を引いた場合、大半は輸送トラブルです。

 

水冷クーラーは通常CPUクーラーしかなく、グラフィックボードは自分でキットを買って組むしかありません。

 

その作業をしなくとも、冷却のしっかりとしたゲーミングPCが手に入るのは、筆者の知る限りサイコム以外にありません。

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