「ミドルタワー、フルタワーゲーミングPCのおすすめってなーに?」
今回はこんな疑問に答えていきます。
筆者のイチオシは『G-GEAR GA7J-D181/T』です。
さらに筆者厳選の2種、計3種をランキング形式で紹介します。
ミドルタワー、フルタワーのメリット、デメリットを後ほど紹介します。
ミドルタワー、フルタワーゲーミングPCのおすすめ3選
【第1位】G-GEAR GA7J-D181/T
GA7J-D181/T – BTOパソコン eX.computer
スペック
- OS:Windows 10 Home 64bit
- CPU:Intel® Core™ i7-9700K
- マザーボード:Intel® H370 チップセット(ASUS PRIME H370-A)
- メモリー:16GB DDR4-2666(PC4-21300 8GB x 2)
- グラフィック:NVIDIA® GeForce RTX 2070 8GB
- 光学ドライブ:DVDスーパーマルチ
- SSD:240GB SATA接続(WD GREEN SSD)
- HDD:1TB(東芝製 DT01ABA100V)
- 電源:650W
かんたん解説
コスパ、拡張性、性能、どれをとっても文句なしのゲーミングPCモデルです。
できればCPUをi9-9900Kにしたいところですが、そのままでの特に問題なしではあります。
マザーボードには、M.2スロットが2つ、SATAポートが6つあります。
さらにケースは、5.25インチベイが2つ、3.5インチベイが1つ、3.5インチシャドウベイが3つ、2.5インチシャドウベイが4つついています。
SSDのWD GREEN、WD BLUE、crucial MX500には、2.5インチモデルとM.2モデルが混在し、どちらのモデルが内蔵されるかまでは分かりません。
なので、初期構成の状態ではマザーボードの空きのドライブポートは、『M.2が1、SATAが4』もしくは『M.2が2、SATAが3』となります。
ケースの方は、3.5インチシャドウベイに2.5インチSSDもしくはHDDを取り付ける為のスペーサーがあるので、空きがどのようになっているか分かりません。
ただ、5.25インチベイが1つ、3.5インチベイが1つ、3.5インチシャドウベイが1つ、2.5インチシャドウベイが3つは確実に空いています。
そう言う意味では空きが多いのでかなり拡張性は高いと言えます。
ケースのPCIの空きスロットはグラフィックボードが2つ占有するので、5つ分の空きになります。
マザーボードにはPCIeのスロットしかなく、マザーボードの設計を見る限り、PCIeスロット1つがM.2スロットに置き換わっているので、実質は最大で4つまでしかないと思いましょう。
水冷に載せ替えるつもりなら、背面に120 x 120mmが載せられるでしょう。全面にもファンが入っていますが、調べた限りでは載せられるほどの余裕はないです。
【第2位】サイコム G-Master Hydro-X299 II
G-Master Hydro-X299II|ゲーミングPC|BTOパソコン|BTO パソコン(PC)の【@Sycom】(サイコム)
スペック
- OS:Windows 10 Home 64bit
- CPU:Intel® Core™ i9-9980XE
- CPUクーラー:Asetek 650LS RGBポンプ仕様 + Enermax UCTB12P (サイコムオリジナル水冷)
- マザーボード:Intel® X299 チップセット(ASRock X299 Extreme4)
- メモリー:16GB DDR4-2666(PC4-21300 4GB x 4)
- グラフィック:NVIDIA® GeForce RTX 2080 Ti 11GB(サイコムオリジナル水冷静音仕様)
- 光学ドライブ:DVDスーパーマルチ
- M.2 SSD:512GB NVMe接続(ADATA XPG SX8200 Pro)
- 電源:1200W(CoolerMaster V1200 Platinum RSC00-AFBAG1-JP)
かんたん解説
サイコムオリジナルダブル水冷のハイスペックゲーミングPCです。
紹介したスペックはCPUとグラフィックボード、電源を最上位モデルにカスタマイズしてあります。
ASUS製マザーボードに変えるとPCIeスロットが増えます。ASRock Fatal1ty X299 Gaming K6に変えるとM.2スロットが増えます。
ASUS TUF X299 MARK 2はSATAスロットが6、それ以外は8あります。
ケースはE-ATX対応なのでPCIeスロットは十分な空きがあります
SSD、HDDの初期構成では3.5・2.5インチユニバーサルブラケット(コンボシャドウベイ)が6、2.5インチ専用ブラケット(シャドウベイ)が2空いています。
【第3位】G-TUNE NEXTGEAR i690BA2
拡張性に優れた NEXTGEAR i690 シリーズ(Z390) デスクトップゲーミングPCの通販|G-Tune
スペック
- OS:Windows 10 Home 64bit
- CPU:Intel® Core™ i5-9400F
- マザーボード:Intel® Z390 チップセット
- メモリー:16GB DDR4-2400(PC4-19200 8GB x 2)
- グラフィック:NVIDIA® GeForce GTX 1050 2GB
- 光学ドライブ:無し
- SSD:240GB SATA接続
- HDD:1TB
- 電源:500W
かんたん解説
メモリーだけ16GBにカスタマイズしただけのロースペックゲーミングPCです。
使用するマザーボードが分からないので、M.2スロットの空きが分かりません。
選択肢がある以上、1スロットの空きはあるという考えは甘く、マザーボードの設計次第ではスロットがないこともあるので注意です。
同様の理由でSATAポートの空きも分かりません。ATX規格であることは分かっているので、近年の傾向から4ポート以上はあるはずです。
PCIeスロットに関しては一応、空きの情報が詳細にありますが、注意書きにあるように、マザーボードによるとしか言えません。
ケース側は、初期構成であれば、2.5インチシャドウベイが2、3.5インチシャドウベイが1、スリムODDベイが1空いています。
スリムODDベイとは、5.25インチスリムベイの事で、ノートPC等に使われるようなスリムDVDスーパーマルチドライブ等が入るベイの事です。
ミドル、フルタワーのメリットデメリット
メリット
まずはメリットから行きますね。
- 拡張性が高い
- 性能が高くなり易い
- 内部パーツへのアクセスが楽
- 気流設計が楽
内部パーツのアクセスについては、結構ニッチな部分なので割愛します。
やはりいいのは拡張性の高さです。PCIeスロットを用いたサウンドボードやキャプチャボード、地デジチューナー、無線機能を、USBポートを空けたまま追加できることです。
マザーボードの大きさは性能や拡張性に依存しやすく、ITXと比較すると分かりやすいです。
また、内部が広いので、冷却の心配をあまりしなくていいことです。配線によって乱される気流の影響やパーツごとの距離のつまってないので熱がこもりにくいのです。
Intel®Core™エクストリームエディションや、AMD® Ryzen Threadripper™シリーズが搭載できるITX規格のマザーボードはないに等しいのです。
デメリット
- 場所を取る
- 価格が高め
やはり大きいのでかなり場所を取ります。PCデスクの上に乗せることはほぼできません。
性能が高くなる傾向にあるという事は、価格が高めの傾向にあります。
10万以下となると、選択肢としてミドルタワー、フルタワーがない場合が多いです。
まとめ
ミドルタワー、フルタワーのおすすめは
イチオシは『G-GEAR GA7J-D181/T』
次点で『サイコム G-Master Hydro-X299 II』
今回紹介したものはミドルタワーのばかりです。
フルタワーになると返ってドライブシャドウベイが少なくなる場合が多いからです。
といってもミニタワーやコンパクトの比ではありませんがね。
後からドライブが必要になったとしても、外付けで増やせば何とかなりますし、使い方によってはその方がいい場合もあります。