「ゲーミングPCのおすすめスペックは?」
この記事ではそんな疑問に答えます。
先に結論から言うと
デスクトップPCなら『G-GEAR GA5J-E181/ZT』がおすすめで、
ノートPCなら『NEXTGEAR-NOTE i5560GA1』がおすすめです。
「おすすめスペック」は考え方によって大きく変わるので、一概に「これだ!」ということはできません。極端に言えば「ハイエンドモデル」を買っちゃえば事は済むのです。
すべてのPCゲームが楽しめますからね。
ですが……
そう問屋はなんとやら、やっぱり気になるそのお値段、コストパフォーマンス。バランスが気になりますよね?
そこでこの記事では「値段」と「コスパ」のバランスを踏まえて選定したのが、この2種類のパソコン。
有名PCゲームの推奨スペックから考えて、このPCのスペックがおすすめです。
国内外のPCゲームとPCの推奨スペックの関係については、べつに解説しているので気になる人はそちらもチェックしてください。
ゲーミングPCのおすすめスペック2選【2019年度初版】
【1】G-GEAR GA5J-E181/ZT
GA5J-E181/ZT – BTOパソコン eX.computer
スペック
- OS : Windows 10 Home 64ビット
- CPU : インテル® Core™ i5-9600K プロセッサー
- グラフィックス : GeForce® GTX 1070 Ti
- メモリ : 8GB PC4-19200
- ハードディスク : 1TB
- チップセット : インテル® H370 チップセット
カスタマイズ解説
ツクモ、ex.Computerから、G-GEARブランドのゲーミングデスクトップPCです。
以前紹介した時はメモリーの無償アップグレードをやっていましたが、2018/1/10現在ではSSDとHDDの無償アップグレードをやっています。
なので、これから買うならメモリーを強化する方向でカスタマイズしましょう。16GBはほぼ必須と考えたほうがいいですね。
コストが気になる場合は、グラフィックをGTX1060 6GBにします。そうすると価格が抑えられます。ただし、これ以上グレードを下げると長く使えないPCになるので注意です。
逆に余裕があればCPU、メモリー、グラフィックを強化しておいてください。
なお、初期構成では電源容量が足りないので必ず、650Wまで強化しましょう。750Wにするとグラフィックを後から購入して付けなおすこともできます。
なお、マウス、キーボード、モニターはついていないので気を付けてくださいね。
【2】G-TUNE NEXTGEAR-NOTE i5560 シリーズ ゴールドモデル NEXTGEAR-NOTE i5560GA1
バランス重視のゲーマー向け15.6型 NEXTGEAR-NOTE i5560 シリーズ(GTX1060) ノートゲーミングPCの通販|G-Tune
スペック
- OS : Windows 10 Home 64ビット
- CPU : インテル® Core™ i7-8750H プロセッサー
- グラフィックス : GeForce® GTX 1060 6GB
- メモリ : 16GB PC4-19200
- M.2 SSD : 256GB
- ハードディスク : 1TB
- チップセット : モバイル インテル® HM370 チップセット
- 液晶パネル : 15.6型 フルHDノングレア(1,920×1,080/ LEDバックライト)
- 無線 : IEEE802.11 ac/a/b/g/n (最大433Mbps) + Bluetooth 5モジュール内蔵
カスタマイズ解説
マウスコンピューターから、G-TUNEブランドの出先でもゲームをやり人へのおすすめゲーミングノートPCです。
タッチパッド式のマウスが内蔵されていますが、やはり、別でマウスは同時購入したいです。
CPUとグラフィックのカスタマイズができないのでちょっと不安かもしれないですが、どちらもスペックは高い方なので心配する程ではありません。
マイクラで、MOD導入やサーバー建て、RAMディスクの利用を考えている人はメモリーを32GBにしておきましょう。
ゲームのロード時間を気にする人は、M.2SSDを大容量にします。なお、NVMeにしても劇的な改善はないので、コストを気にする場合はやめておきましょうね。
後ほど紹介する推奨スペックを見ると分かるはずです。
国内外メーカーPCゲームの推奨スペック考察
大前提として「推奨スペック」というのは、普通にプレイができるスペックとして考えます。
ただしメーカーが公開している「推奨スペック」というのは、ゲーム内外の状況をメーカーが想定していません。
なのでメーカー想定外の事が起きると当然、カクツキやフリーズが起きますし、最悪の場合「強制終了」します。
したがって、推奨スペック程度では「楽しめるけど余裕のないスペック」として捉えるのが無難ですね。
ちなみに「最低要求スペック」は「推奨スペック」以下のスペックなので、楽しむ事すら難しいと考えましょう。
国内メーカーPCゲームの推奨スペック
FF14
- OS: Windows® 7 64bit / Windows® 8.1 64bit / Windows® 10 64bit
- CPU: Intel Core i7 3GHz
- メモリー: 8GB
- グラフィック: NVIDIA GeForce GTX 970 / AMD Radeon™ RX480
- DirectX®:DirectX® 9.0c及びDirectX® 11
- HDD空き容量:60GB以上
- ネットワーク: ブロードバンドインターネット接続
MHF-ZZ
- OS: Windows® 7 64bit / Windows® 8.1 64bit / Windows® 10 64bit
- CPU: Intel Core i5 2.66GHz
- メモリー: 4GB
- グラフィック: NVIDIA GeForce GTX 660(2GB)
- DirectX®:DirectX® 9.0c
- HDD空き容量:20GB以上
- ネットワーク: ブロードバンドインターネット接続
PSO2
- OS: Windows® 7 / Windows® 8.1 / Windows® 10
- CPU: Intel Core i5 2GHz
- メモリー: 2GB
- グラフィック: NVIDIA GeForce 7800GT / AMD Radeon™ HD2900XT
- DirectX®:DirectX® 9.0c及びDirectX® 11
- HDD空き容量:60GB以上
- ネットワーク: ブロードバンドインターネット接続
海外メーカーPCゲームの推奨スペック
PUBG
- OS: Windows® 7 64bit / Windows® 8.1 64bit / Windows® 10 64bit
- CPU: Intel Core i5-6600K / AMD Ryzen 5 1600
- メモリー: 16GB
- グラフィック: NVIDIA GeForce GTX 1060 3GB / AMD Radeon™ RX 580 4GB
- DirectX®:DirectX® 11
- HDD空き容量:30GB以上
- ネットワーク: ブロードバンドインターネット接続
マイクラ
- OS: Windows 7以降 / Mac OC X 10.9以降 / Linux 2014以降公開のディストリビューション
- CPU: Intel Core i3-3210 / AMD A8-7600(3.1GHz)
- メモリー: 2GB(32-bitOS)/ 4GB(64-bitOS)
- グラフィック: Intel HD Graphics 4000シリーズ / AMD Radeon R5シリーズ / NVIDIA GeForce GTX 400 シリーズ / AMD Radeon HD7000 シリーズ
- OpenGL:4.4以降
- ネットワーク: ブロードバンドインターネット接続(マルチプレイ時)
黒い砂漠
- OS: Windows® 7 64bit / Windows® 8.1 64bit / Windows® 10 64bit
- CPU: Intel Core i7 3GHz
- メモリー: 16GB
- グラフィック: NVIDIA GeForce GTX 960 / AMD Radeon™ R9 380
- DirectX®:DirectX® 9.0c
- HDD空き容量:28GB以上
- ネットワーク: ブロードバンドインターネット接続
推奨スペックの見方解説
新しくゲーミングPCを買うのであれば、2019年1月現在では、OSに関して何も気にする必要はありません。
ゲーミングPCは64bitバージョンがスタンダードとなっていて、32bitバージョンはゲーミングPCの市場からほとんど消えかけています。
メモリーに関して、16GB以上32GB以下が最適解です。というのも、64GBを選択したところで、効果を実感できるゲームはありませんし、要求してくるゲームは無いからです。
CPUとグラフィックに関しては、最新のものなら特に気にかけることはないですね。
実際に、Intel Core i7 3GHzと書かれていますが、実はこれ、スペックが高いようでそうでもありません。
i7の第1世代の時点で満たしており、コア数はこの頃から4コアです。第9世代からi3はありませんし、i5で十分満たしています。
グラフィックについて、GTX1060の3GBが上位モデルの中では一番スペックが高いですが、「GTX10○○シリーズ」では中の下というスペックで、コストパフォーマンスを気にした場合の最低妥協ラインです。
確かにGTX1050Tiの方がコストパフォーマンスはいいですが、長く使えるほどのスペックがありませんので、おすすめはしません。
問題はHDDの空き容量です。ロードを早くするためにSSDにインストールする場合は特に気をつけましょう。
SSDは120GBや256GBが多く、ゲーム入れるとすぐにいっぱいになってしまうからです。
HDDは大きめにして、少し余裕を持っていたほうが良いですね。
まとめ
単純におすすめスペックといっても多種多様ですが、
今回紹介したデスクトップ型PC『G-GEAR GA5J-E181/ZT』と、
ノートPC『NEXTGEAR-NOTE i5560GA1』は、
値段、スペック、国内外のゲームの推奨スペック、コストパフォーマンスなどを総合的に踏まえて、おすすめです。
まあ、お金を青天井に出せる人はハイスペックゲーミングPCを買えばそれで済む話しなんですけどね~。
知識がないと何を買えばいいのか分かりませんし、推奨スペックを見てもどのPCを買えばいいかなんて分からないでしょう。
だからこそ厳選すると2つに絞られます。
ゲーミングPCのみならずPCとそのパーツの知識はかなり膨大で、多少の電気知識も必要な場合もあります。
なぜおすすめされるのか、考えて調べてみるとそれだけで知識と、さらに考え方も身につきます。是非、一度は調べて考えてみましょう。
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