【2022年7月版】ゲーミングPC用おすすめメモリ5選/筆者イチオシは『CORSAIR VENGEANCE LPX CMK16GX4M2A2666C16』だ(7月1日更新)

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【最終更新日:2022/7/1】

 

こんにちは。ゲームオタクのノリカズです。

 

「メモリって種類がいっぱいあるけど、結局どれがおすすめ?」
「メモリメーカーのおすすめってあるの?」

 

この記事ではこのような疑問にお答えしていきます。

 

基本的なことをまず整理しますが、「メーカー」のおすすめはそもそもありません。なぜなら、規格が同じならどのメーカーのメモリを使っても性能は同じだからです。

 

人によっては「メーカーのおすすめ」について言及してる人もいますが、筆者としては「信者レベル(迷信・ジンクス)」の話だと思ってます。DDR4が主流となった今では、対マザーボード、対CPUに相性問題もほとんど無視していいので、それほどメーカーに強いこだわりを持つ必要は無いと考えます。

 

ただ、ほぼなくなったとはいえ、昔の名残で完全にゼロとは言えない「メーカー相性」問題。この存在は認めます。

 

なので最低限の対策として、下で説明しているように「メモリを買う時の注意点」さえ守っていれば、こちらも基本的にクリアできます。相性問題を起こさない工夫についても、ぜひ目を通してくださいね。

  

結論として、筆者がイチオシしたいメモリは『CORSAIR VENGEANCE LPX CMK16GX4M2A2666C16』です。理由は下で解説している通りです。

 

 

その他にも筆者厳選のメモリを後4つ、ランキング形式で紹介します。

 

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ゲーミングPC用おすすめメモリ5選

 

【第1位】CORSAIR VENGEANCE LPX CMK16GX4M2A2666C16

 

 

 

スペック

 

  • 規格:PC4-21300 (DDR4-2666MHz)
  • 容量:16GB (8GB×2枚)
  • 種類:288Pin(デスクトップPC用)
  • 定格電圧:1.2V
  • XMP:XMP2.0準拠

 

かんたん解説

 

Amazonベストセラーランキング1位に輝く、PCパーツの老舗、CORSAIRのデスクトップPC用メモリです。

 

ヒートシンクを標準装備し、重負荷時の放熱対策がなされています。

 

一時期メモリ全体が高騰していましたが現在では落ち着いています。今後のメモリー市場では「DDR5」が登場するまで安値傾向にあると思われます。

 

これは需要と供給の考えです。2019年末頃にDDR5メモリーがリリースされる予定なので、様子見する人が増加します。それによって多少なりともDDR4メモリーの需要が下がり、価格も据え置かれる傾向になります。

 

DDR5登場後は、市場に浸透し始めるまで安値傾向が続くと思われますが、DDR5を利用しない人から「DDR4」の需要が増加するので、また一時的に高値に転じる可能性もあります。買うならお早めにどうぞ。

 

増設や交換を考えている人は今が買い時と考えましょう。すでにいくつかのDDR4メモリーがセールになっていたりします。

 

この安値傾向は他のメモリーも同じです。

 

時期にもよりますが、メモリ容量32GBにする場合は、4枚組や、16GBの2枚組を買うよりも、8GB2枚組を2つ買った方が安い場合があります。

 

 

【第2位】CFD販売 Crucial by Micron Ballistix W4U2666BMS-8G

 

 

 

スペック

 

  • 規格:PC4-21300 (DDR4-2666MHz)
  • 容量:16GB (8GB×2枚)
  • 種類:288Pin(デスクトップPC用)
  • 定格電圧:1.2V
  • XMP:XMP2.0準拠

 

かんたん解説

世界トップクラスのメモリメーカー、Micronのブランド一つCrucialの、ゲーミングモデルとなるヒートシンク標準装備のモデルです。

 

筆者が自作で使用したシリーズのうち一つで、手元に置いてあるわけではありませんが、その自作機はトラブルや不安定さもなく現在も動いています。

 

ヒートシンク無しのスタンダードモデルもあり、本格水冷に挑戦する人にはうれしいモデルです。

 

本格水冷の場合、水枕をつける為にヒートシンクを外さなければいけませんからね。

 

こちらも時期にもよりますが、メモリ容量32GBにする場合は、4枚組や、16GBの2枚組を買うよりも、8GB2枚組を2つ買った方が安い場合があります。

 

 

【第3位】シリコンパワー ノートPC用 SP016GBSFU240B22

 

 

 

スペック

 

  • 規格:PC4-19200 (DDR4-2400MHz)
  • 容量:16GB (8GB×2枚)
  • 種類:260Pin(ノートPC用)
  • 定格電圧:1.2V

 

かんたん解説

シリコンパワー製ノートPC用メモリです。

 

サイズ的に大容量化は難しいですが、それでもシリーズに16GB2枚セットが存在するのはありがたいでしょう。

 

ノートPCはその大きさ故の限界が低いのですが、それでも、大きなメモリ容量を確保できるとできる幅は広がります。

 

セカンダリとなるモニターを用意すると、ノートPCでも生配信や動画配信が余裕をもって楽しめます。

 

 

【第4位】CORSAIR VENGEANCE RGB PRO CMW16GX4M2A2666C16W

 

 

 

スペック

 

  • 規格:PC4-21300 (DDR4-2666MHz)
  • 容量:16GB (8GB×2枚)
  • 種類:288Pin(デスクトップPC用)
  • 定格電圧:1.35V
  • XMP:XMP2.0対応

 

かんたん解説

CORSAIR製の光り物メモリーです。

 

CORSAIRのiCUEアプリでLEDを管理することができ、同じCORSAIRのファンや水冷CPUクーラーの水枕と同期させ、キレイに光らせることができます。

 

気を付けたいのはメモリーの高さです。同じようにLED搭載メモリーはすべてかなりの高さがあります。

 

よって大型空冷クーラーとの干渉が懸念されます。仮に「ATXマザーボード」であっても、です。空冷クーラーのマザーボードとファンもしくはフィン(ヒートシンク)の空間が十分ないと取り付けが難しいです。

 

一方水冷クーラーはと言うと、CPUに水枕を取り付けるのですが、水枕の高さがそもそもメモリーの高さに追いつかないことも多く、メモリーに干渉するような、覆い被さるような形状をしていません。

 

なので、水冷クーラーの場合は特に気する必要はないでしょう。

 

ちなみに、DDR4-3200もありますが、CPU側が対応してなければ意味がないのでそこは気を付けましょう。

 

LED搭載メモリーもだいぶ価格が落ち着いています。が、市場の傾向を見る限りはこれも例外ではないでしょう。

 

 

【第5位】CFD販売 ノートPC用メモリ Crucial by Micron W4N2400CM-8G

 

 

 

スペック

 

  • 規格:PC4-19200 (DDR4-2400MHz)
  • 容量:16GB (8GB×2枚)
  • 種類:260Pin(ノートPC用)
  • 定格電圧:1.2V

 

かんたん解説

Crucial製ノートPC用メモリです。

 

上でもCFD販売で紹介していますが、これは単に代理店販売品というだけで、品質は同じです。

 

代理店販売されているので、直接買うよりこちらの方が安かったりします。

 

16GBの2枚セット販売までされており、DDR-3200のハイグレードタイプもあります。

 

たかがノートPC、されどノートPC、最近はほんとにバカにできないスペックになりつつあります。

 

ノートPCの可能性を広げるという意味でも導入を検討してみるとよいでしょう。

 

 

メモリを買う時の注意点

以前までの規格DDR2やDDR3を販売した実績があるメーカーはまず安心して買って大丈夫です。使ってもらえなければ生き残れませんからね。

 

そして、一番気を付けたいことは「(PC内で)メーカーごちゃまぜ」の状態にしない事。同じメーカーでもセットもので統一するか、同シリーズ、同容量で組み込むことが重要です。

 

変則的な組み込みは不具合や不安定の温床です。余程の事情が無い限りやめましょう。

 

しかし、これだけを気を付けていれば、初期不良やBIOS、UEIFの設定ミスでもない限り相性問題によるトラブルは防げます。

 

さらに気を付けたいのはECCメモリーです。ECCは機能の一つを指し、エラービットや損失ビットを補完する機能で、サーバー用でかつ動作が遅いです。サーバーは大事なデータを扱うので、早さよりも信頼性が重視されています。

 

ECCはCPUが対応していなければ機能が使えないどころか、メモリー自体が基本使えません。なので、ECC機能付きは避けましょう。

 

メモリはその時の流通に大きな影響を受け、価格が不安定になりやすいです。一時期DDR4の相場は倍に跳ね上がり、高止まりしたこともあります。

 

緊急性がない限りは、価格の動向に気を使いたいパーツです。

 

 

2019年末以降のメモリー市場について(2019年6月追記)

 

(2020年4月29日:追記)以下の内容については情報がだいぶ古くなっているので、参考程度にお考えください。情報を整理して後日、修正予定です。

2019年6月現在、2019年発表のメモリー市場予測の訂正はありません。

 

その内容に新メモリー規格であるDDR5の市場投入予測もあり、さらにサーバーやPC向けは2019年末に登場する予測となり、そこから徐々にDDR4の市場投入は縮小する予測になっています。

 

この情報は読者に対して意図して伏せていたのではなく、完全に筆者が失念しておりました。申し訳ございません。

 

さて、これがゲーミングPCにどう関わってくるかと言うと、同じ動作クロックにおけるDDR4-3200とDDR5-3200の帯域幅は1.36倍になる、という予測です。

 

すでに、米Cadence Design Systems社のDDR5インターフェースIPと、米Micron社のDRAMを用いて試作したメモリーは、4400MT/sを達成しています。つまり、これは試作の段階でDDR5-4400が可能であることが証明されているわけです。しかもこれは2018年の5月頃の話。かなり最近です。

 

DDR4-3200が現状最高スペックのメモリーですので、カタログスペック上では約1.3倍の性能をもち、主流のDDR4-2400との比較では約2倍という事になります。

 

一部では5200MT/sの登場もささやかれていますので、これまでの傾向から順当に進化しています。

 

このような流れから、PCを持っていない、PCが壊れたという特急性のある状態の人、2年以内の最近購入あるいは自作した方メモリーの増設、交換という用途以外で、今DDR4メモリー搭載PC、あるいはDDR4メモリー単体を買うのは見送った方がいいという事です。

 

これまでメモリー規格に下位、上位互換性が全くなかったので、DDR5も互換性がないとみて間違いはないでしょう。

 

ちなみに、DDR4は2022年になってもモバイル向けも含め半数が残る予測ですが、それはDDR3の時も同じで、すぐにDDR4にシフトアップしたわけではないことからも当然といえます。

 

また、本来メモリーがゲーム与える影響は、容量以外は微量なもので、帯域幅の上昇が与える影響も10fps上昇もあればいい方です。ただ、今回の場合は下手すると無視できない20fps以上の上昇もありそうなのも事実です。

 

なので、DDR4メモリーの購入は何かしら理由がない限り急ぐべきではないが、かといって小さくとも理由があるのなら今でもいいという事です。

 

 

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まとめ

ゲーミングPC用メモリのおすすめは、

 

第1位が『CORSAIR VENGEANCE LPX CMK16GX4M2A2666C16

 

 

第2位が『CFD販売 Crucial by Micron Ballistix W4U2666BMS-8G

 

 

第3位が『シリコンパワー ノートPC用 SP016GBSFU240B22

 

 

第4位が『CORSAIR VENGEANCE RGB PRO CMW16GX4M2A2666C16W

 

 

第5位が『CFD販売 ノートPC用メモリ Crucial by Micron W4N2400CM-8G

 

 

ノートPC用を紹介したのは、何も自作ばかりでパーツを使う訳ではないからです。

 

メーカー品で力不足だと感じた時、増設したいと思うはず。そう言った人にはノートPCを使っている人はいますからね。

 

メモリは余程なことが無い限り、増設は簡単です。外して付け替えるだけですからね。

 

また、デスクトップPC用も、CPUクーラーとの物理的干渉問題があるので、LED搭載を除き高さを抑えたものを紹介しています。

 

今後2年間のメモリー市場は要注意です。CPUのDDR5対応も必要ですが、それ自体は難しいことでもなく、寧ろIntelの第10世代のリフレッシュ版は対応してくる可能性がありますからね。

 

ちなみに第10世代Intel CPUはDDR4-3200対応です。

 

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