「AMD Ryzenシリーズのおすすめが知りたい」
今回はこんな声に答えていきます。
筆者のイチオシは『AMD® Ryzen™ 7 2700X』です。
さらに、筆者厳選の2種、計3種をランキング形式で紹介します。
ゲーミングPC用おすすめAMD Ryzenシリーズ3選
【第1位】AMD® Ryzen™ 7 2700X
AMD CPU Ryzen 7 2700X with Wraith Prism cooler YD270XBGAFBOX
スペック
- 動作周波数:3.7GHz~4.3GHz
- キャッシュ:16MB
- TDP:105W
- コア数/スレッド数:8/16
- ソケット:AM4
- PCIeレーン数:24
- PCIeリビジョン:3.0
- メモリ:DDR4-2933
- 最大メモリ:64GB
- 内蔵グラフィック:無し
かんたん解説
パフォーマンス、コスト、TDP、すべてにおいて高い次元でバランスの取れたCPUです。
リテールクーラーは十分な冷却力を持っているので、別で買う必要はありません。なお、付属グリスは別買いしたものに塗りなおすことをお勧めします。
コストも気になるけどスペックも欲しい、そんな人におすすめです。
【第2位】AMD® Ryzen™ Threadripper™ 2990WX
AMD CPU Ryzen Threadripper 2990WX プロセッサー YD299XAZAFWOF
スペック
- 動作周波数:3.0GHz~4.2GHz
- キャッシュ:64MB
- TDP:250W
- コア数/スレッド数:32/64
- ソケット:TR4
- PCIeレーン数:64
- PCIeリビジョン:3.0
- メモリ:DDR4-2933
- 最大メモリ:128GB
- 内蔵グラフィック:無し
かんたん解説
化け物というにふさわしいコア数とTDPの高さを誇ります。
TDPが非常に高いので、電源と冷却には気を使ってください。特に冷却は240mm x120mm水冷クーラーを推奨します。
PCIeレーン数は化け物レベルで、できるかどうかは別として、4Wey-SLIが可能なマザーボードが存在する程、拡張性に優れています。
それなりの価格はしますが、その性能は価格相応で、少し安いぐらい感じられるでしょう。
【第3位】AMD® Ryzen™ 5 2400G
AMD CPU Ryzen 5 2400G with Wraith Stealth cooler YD2400C5FBBOX
スペック
- 動作周波数:3.6GHz~3.9GHz
- キャッシュ:4MB
- TDP:65W
- コア数/スレッド数:4/8
- ソケット:AM4
- PCIeレーン数:8
- PCIeリビジョン:3.0
- メモリ:DDR4-2933
- 最大メモリ:64GB
- 内蔵グラフィック:Radeon™ RX Vega 11 Graphics
かんたん解説
コスパの最低ラインとなるCPUです。Ryzen 3になると演算力不足が否めません。
内蔵グラフィックが非常に優秀で、1780 x 720のHDであれば最高品質でも遊べるほどの力を持っています。
グラフィックボードがなくてもそれなりのゲーミングPCが低コストで組めてしまいます。
FHDとなると少し苦しいですができないことはないですが、重量級ゲームになるとHDでも無理な場合があります。
レーン数が少ないので、グラフィックボードを導入する人は素直にRyzen 5 2600などのCPUにしましょう。
AMD Ryzenの概要
ようやくAMDがIntelに追いついてきました。CPUはそんな印象です。
グラフィックボードを作っているだけあって、内蔵グラフィックの性能が非常に高く、とりあえずゲームができればいい、という人にはとてもコスパの良いメーカーです。
Adobeのソフトウェア(アプリ)がこぞってAMDCPUをサポートしていないように、サポートしないソフトウェア(アプリ)がちらほらあるのが欠点です。
無論、CPUないし、ハードウェアが元になる潜在的な不具合はどのメーカーだろうと同じなので、AMDに限った話ではないです。
まとめ
ゲーミングPC向けAMD® Ryzen™ CPUのおすすめは、
イチオシが『AMD® Ryzen™ 7 2700X』
次点で『AMD® Ryzen™ Threadripper™ 2990WX』
最後が『AMD® Ryzen™ 5 2400G』です。
コスパを気にするならAMDといえるぐらいに優れています。
また、内蔵グラフィックの性能が高いのも特徴です。
自作する、BTOPCを選ぶ際の参考になればと思います。