【最終更新日:2022/7/1】
こんにちは。ゲームオタクのノリカズです。
「ゲーミングPC向けマザーボードでおすすめってある?」
この記事ではこのような疑問にお答えしていきます。
まず大前提ですが、正直なところ「CPU」が決まっていないとマザーボードを選ぶことは出来ません。これは逆もまたしかり。マザーボードとCPUはセットで選ぶのが鉄則です。
なぜなら「CPUにはそれぞれソケット規格があるから」です。残念なことにソケット規格に互換性はありません。ソケットが違うと使えないんですね。ソケット規格は、マザーボードのチップセットで決まります。
だから「CPU」が決まらないと「マザーボード」も決まらないのです。
さて、過去記事でにIntel® Core™ iシリーズ、前回にAMD® Ryzen™シリーズをゲーミング向けとしてランキング形式で紹介しました。
参考記事:【2019年初版】ゲーミングPC用おすすめIntel Core iシリーズ3選/イチオシは『Intel Core i7-9700K』だ | ゲーミングPCランキング
参考記事:【2019年初版】ゲーミングPC用おすすめAMD Ryzenシリーズ3選/イチオシは『AMD Ryzen 7 2700X』だ | ゲーミングPCランキング
参考記事:【2019年初版】ゲーミングPCにおすすめCPU2選/「Intel Core iシリーズ」と「AMD Ryzenシリーズ」 | ゲーミングPCランキング
その中から、それぞれおすすめCPUそれぞれに合う計6つのゲーミングマザーボードを紹介します。
結論としては以下の通りです。それぞれ簡単に解説していきます。
▼おすすめの「マザボ」はこれだ!
Core用
- 【1】MSI MPG Z390 GAMING EDGE AC(Intel® Core™ i7-9700K搭載可能)
- 【2】ASRock Fatal1ty X299 Gaming K6(Intel® Core™ i9-9980XE 搭載可能)
- 【3】ASRock B365M Pro4(Intel® Core™ i5-9600K搭載可能)
AMD用
- 【1】GIGABYTE X470 AORUS ULTRA GAMING(AMD® Ryzen™ 7 2700X 搭載可能)
- 【2】ASUS ROG STRIX X399-E GAMING(AMD® Ryzen™ Threadripper 2990WX搭載可能)
- 【3】ASRock B450 Pro4(AMD® Ryzen™ 5 2400G 搭載可能)
- 【ゲーミングPC向け】おすすめCPU 最適マザーボード6選
- 【Core用その1】MSI MPG Z390 GAMING EDGE AC(Intel® Core™ i7-9700K搭載可能)
- 【AMD用その1】GIGABYTE X470 AORUS ULTRA GAMING(AMD® Ryzen™ 7 2700X 搭載可能)
- 【Core用その2】 ASRock Fatal1ty X299 Gaming K6(Intel® Core™ i9-9980XE 搭載可能)
- 【AMD用その2】ASUS ROG STRIX X399-E GAMING(AMD® Ryzen™ Threadripper 2990WX搭載可能)
- 【Core用その3】ASRock B365M Pro4(Intel® Core™ i5-9600K搭載可能)
- 【AMD用その3】ASRock B450 Pro4(AMD® Ryzen™ 5 2400G搭載可能)
- まとめ
【ゲーミングPC向け】おすすめCPU 最適マザーボード6選
【Core用その1】MSI MPG Z390 GAMING EDGE AC(Intel® Core™ i7-9700K搭載可能)
スペック
- チップセット:Intel® Z390 Chipset
- ソケット:LGA1151(第8、第9世代Intel® Core™ i / Pentium® Gold / Celeron®)
- メモリポート:4(デュアルチャンネル)
- メモリ:DDR4-2133~DDR4-4400(OC) 最大64GB
- PCIe:PCIe 3.0 x16 3つ(support x16/x0/x4, x8/x8/x4 modes)、PCIe 3.0 x1 3つ
- フロントUSB3.1ポート:1(Gen2, Type C), 4(Gen1, Type A)
- フロントUSB2.0ポート:4
- リアUSB3.1ポート:1(Gen2, Type C), 1(Gen2, Type A), 2(Gen1, Type A)
- リアUSB2.0ポート:2
- PS/2:リアにコンボポート有
- モニタ出力:HDMI 1.4 x 1 / DP 1.2 x 1
- M.2:2(Key M)(RAID 0 / 1)
- SATA3:6(RAID 0 / 1 / 5 / 10)
- MULTI GPU:2-Way NVIDIA® SLI™ Technology / 3-Way AMD® CrossFire™ Technology
- LAN:Intel® I219-V Gigabit LAN controller
- 無線:Intel® Wireless-AC 9462 card(802.11 a/b/g/n/ac、Bluetooth® 2.1, 2.1+EDR, 3.0,4.0, 5)
※ATX規格のスペックです。同シリーズMicro-ATX、Mini-ITX規格とは異なる部分があります。
かんたん解説
無線LAN搭載のMSI製ゲーミングマザーボードです。
GAMING EDGE ACシリーズには、ATX、Micro-ATX、Mini-ITX規格のマザーボードが存在し、目的に合わせて選べるのがおすすめの理由です。
デスクトップパソコンにWifi機能とBluetooth機能を備えることができ、LANの引き込めない環境でもオンラインゲームが可能になります。
i5-9600Kも搭載可能なのですが、i5-9600Kは価格的妥協点となるCPUです。300シリーズのZチップセットは最上位に位置し相応の価格になります。しかし、チップセットがCPU性能に及ぼす影響は誤差程度しかありません。(数値的には5%以下)
問題はSATAの最大接続数、USBバージョン毎の最大接続数、RAIDのサポート、チップセットが持っているPCIeレーン数の違いです。
グラフィックボードはCPUのPCIeレーンと接続されるので、チップセット側のPCIeレーンは拡張カードやストレージで使用します。
ゲーミングPCに求められるのは次の3点で、
- 強力なCPU演算力
- 強力なGPU描画力
- 高速なロード時間(高速ストレージアクセス)
この中でマザーボードに関係するのは、3つ目の高速なストレージアクセスです。
NVMe接続のM.2 SSDを導入する人はH310の場合1つが限界になります。Z390の場合は最大で6つまで導入できます。
また、動画配信を考えている人で、コストに時間的価値を見出せるのなら、M.2ソケットがもとから二つあるこのマザーボードがよいです。
3時間の撮影が5分や10分、最悪24時間の撮影が動画では10分になりかねない世界なのです。
ストレージ容量もさることながら、読み出しが速くないと数百ギガのファイルを読み出すのに、口開けて待つようなことをしなければならない、あるいはソフトが重いなど、困った事態になりかねません。あくまでも、それは時間的価値を見出せるのなら、という話です。
しかし、可能性を広げるという点では、相当な力を持ったマザーボードです。
キャプチャボードやサウンドカードを内蔵しても、レーン数に余裕があり、机の上はすっきりします。
【AMD用その1】GIGABYTE X470 AORUS ULTRA GAMING(AMD® Ryzen™ 7 2700X 搭載可能)
スペック
- チップセット:AMD® X470 Chipset
- ソケット:AM4(AMD Ryzen™ 2nd Generation/ Ryzen™ with Radeon™ Vega Graphics/ Athlon™ with Radeon™ Vega Graphics/ Ryzen™ 1st Generation/ 7th Generation A-series/ Athlon X4 Processors)
- メモリポート:4(デュアルチャンネル)
- メモリ:DDR4-2133~DDR4-3200(OC) 最大64GB
- PCIe:PCIe 3.0 x16 3つ(support x16/x8/x4modes)、PCIe 3.0 x1 1つ
- フロントUSB3.1ポート:1(Gen2, Type C), 2(Gen1, Type A)
- フロントUSB2.0ポート:4
- リアUSB3.1ポート:1(Gen2, Type C), 1(Gen2, Type A), 4(Gen1, Type A)
- リアUSB2.0ポート:4
- PS/2:無
- モニタ出力:HDMI 2.0 x 1
- M.2:2(Key M)(M2A_SOCKET type 2242/2260/2280/22110 SATA & PCIe 3.0 x4/x2* SSD ヒートシンク付、M2B_SOCKET type 2242/2260/2280 PCIe 2.0 x4/x2 SSD)
- SATA3:6(RAID 0 / 1 / 10)
- MULTI GPU:2-Way NVIDIA® SLI™ Technology / 2-Way AMD® CrossFire™ Technology
- LAN:Intel® GbE LAN chip
- 無線:無
かんたん解説
コスパのよいGIGABYTEのATXマザーボードです。
AORUSシリーズのX470チップセットタイプは、Micro-ATX、Mini-ITXがないので注意です。
M2A_SOCKETには標準でヒートシンクがついてくる為、NVMe接続にありがちな熱問題対策に気を使う必要がありません。
PS/2ポートがないので、キーボードやマウスがPS/2の物を使う場合変換機が必要になります。
第2世代Ryzenシリーズに対する最適化が行われたマザーボードになるので、危険なBIOSアップデートを行ってまでX370を使う必要性はどこにもないです。
BIOSアップデートがなぜ危険なのかと言うと、BIOSはパーツの使用を可能にする基本的なOSの部類で、マザーボードに初めからインストールされています。なので、BIOSが認識できないパーツを使うことができません。
また、BIOSのアップデートに失敗すると、マザーボードを買い替えなければいけないほどの甚大な被害になります。
Windowsのライセンスがマザーボードと紐づけされていた場合、Windowsも新しく買い替える必要も出てきます。
ともかくリスクが大きすぎるのです。
B450との比較では、USBの最大接続数やPCIeレーン数が少なめで、SLIができないという面で一歩譲っています。
CrossFireXは可能です。同じ400シリーズのチップセットなので最適化は行われています。
Z390と同じで拡張ボードによる機能内蔵において、レーン数の余裕は大きなアドバンテージです。
PCは拡張ボードやUSB接続によって右肩上がりにできる事を増やします。ゲーミングPCはそれらをサクサクと動かせるだけのスペックを持っています。
マザーボードをケチって将来的な芽を摘む必要はどこにもないです。
【Core用その2】 ASRock Fatal1ty X299 Gaming K6(Intel® Core™ i9-9980XE 搭載可能)
スペック
- チップセット:Intel® X299 Chipset
- ソケット:LGA2066(Intel® Core™ X)
- メモリポート:8(クアッドチャンネル)
- メモリ:DDR4-2133~DDR4-4400(OC) 最大128GB
- PCIe:PCIe 3.0 x16 4つ(44レーンCPU x16/x4/x16/x8、28レーンCPU x16/x4/x8/x0、16レーンCPU x16/x4/x0/x0 または x8/x4/x8/x0)、PCIe 3.0 x1 1つ
- フロントUSB3.1ポート:2(Gen1, Type A)
- フロントUSB2.0ポート:3
- リアUSB3.1ポート:1(Gen2, Type C), 1(Gen2, Type A), 4(Gen1, Type A)
- リアUSB2.0ポート:4
- PS/2:リアコンボポート有
- モニタ出力:無
- M.2:3(Key M)(M2_2 type 2242/2260/2280/22110 SATA & PCIe 3.0 x4/x2* SSD、M2_1 及びM2_3 type 2242/2260/2280 SATA & PCIe 3.0 x4/x2 SSD)
- SATA3:8(RAID 0 / 1 / 10)
- MULTI GPU:NVIDIA® Quad SLI™、3-Way SLI™、SLI™ Technology / AMD® Quad CrossFireX™、3-Way CrossFireX™、CrossFireX™ Technology
- LAN:Giga PHY Intel® I219V、GigaLAN Intel® I211AT
- 無線:無
かんたん解説
M.2 SSDを3つ搭載可能な、ASRock製ATXマザーボードです。
M.2 SSD搭載時はSATA3ポートに制限が出るのでよく注意して作成する必要があります。
デュアルLANに対応し、生配信中のPing低下を抑制することができますが、無論2回線分の契約が必要なので注意です。
搭載するCPUで、PCIeレーンが変わるので注意しましょう。
メモリはクアッドチャンネル動作です。なので、最低でもメモリーは4枚用意しないと恩恵を受けることはできません。
CPUレーン数もさることながら、チップセット側のレーン数も多いです。なので、M.2ポートは3つ用意されています。
USBポートもかなり多く、できる事が広がるマザーボードです。
【AMD用その2】ASUS ROG STRIX X399-E GAMING(AMD® Ryzen™ Threadripper 2990WX搭載可能)
スペック
- チップセット:AMD® X399 Chipset
- ソケット:TR4(AMD® Ryzen™ Threadripper)
- メモリポート:8(クアッドチャンネル)
- メモリ:DDR4-2133~DDR4-3600(OC) 最大128GB
- PCIe:PCIe 3.0 x16 4つ(single x16、dual x16/x16、triple x16/x16/x8)、PCIe 2.0 x4 1つ、PCIe 2.0 x1 1つ
- フロントUSB3.1ポート:2(Gen1, Type A)、1(Gen2)
- フロントUSB2.0ポート:2
- リアUSB3.1ポート:1(Gen2, Type C), 1(Gen2, Type A), 8(Gen1, Type A)
- リアUSB2.0ポート:無
- PS/2:無
- モニタ出力:無
- M.2:2(Key M)(スロット1 type 2242/2260/2280/22110 SATA & PCIe 3.0 x4 SSD、スロット2 type 2242/2260/2280 SATA & PCIe 3.0 x4 SSD)
- SATA3:6(RAID 0 / 1 / 10)
- MULTI GPU:NVIDIA® Quad SLI™、3-Way SLI™、SLI™ Technology / AMD® Quad CrossFireX™、3-Way CrossFireX™、CrossFireX™ Technology
- LAN:Intel® I211-AT Anti-surge LANGuard ROG GameFirst IV
- 無線:ASUS 2×2 Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac and Bluetooth v4.2 module
かんたん解説
E-ATX規格となるともかく大きな、ASUSのマザーボードです。
AMD®X399チップセット搭載のマザーボードは、Ryzen™ ThreadripperCPUのでかさ故にほとんどがE-ATX規格になります。
フルタワーやフルサイズの筐体でないとE-ATXに対応できないので、必然的に筐体は大きな物になることを覚悟してください。
CPUのTDPが非常に高いので、このマザーボードの場合12V出力の8ピンと4ピン2系統必要で、対応する電源は850Wクラス以上かつ、かなり限られています。
リアにUSB2.0ポートがないのですが、下位互換性があるので心配はいりません。
PCIe2.0ポートがあるのはネックです。上位に対する互換は基本ないので、仕様を分かってないと拡張ボードが使えない、性能を発揮できない事態に落ち入ります。
こちらもメモリーは最低4枚用意しましょう。
【Core用その3】ASRock B365M Pro4(Intel® Core™ i5-9600K搭載可能)
スペック
- チップセット:Intel® B365 Chipset
- ソケット:LGA1151(第8、第9世代Intel® Core™)
- メモリポート:4(デュアルチャンネル)
- メモリ:DDR4-2133~DDR4-2666(OC) 最大64GB
- PCIe:PCIe 3.0 x16 2つ(support x16/x0/x4, x8/x8/x4 modes)、PCIe 3.0 x1 1つ
- フロントUSB3.1ポート:1(Gen1, Type A)
- フロントUSB2.0ポート:2
- リアUSB3.1ポート:4(Gen1, Type A)
- リアUSB2.0ポート:2
- PS/2:リアにコンボポート有
- モニタ出力:HDMI 1.4 x 1 / DP 1.2 x 1
- M.2:2(Key M)(スロット1 type 2242/2260/2280 SATA & PCIe 3.0 x4 SSD、スロット2 type 2242/2260/2280/22110 SATA & PCIe 3.0 x4 SSD)
- SATA3:6(RAID 0 / 1 / 5 / 10)
- MULTI GPU:AMD® CrossFire™、CrossFireX™ Technology
- LAN:Intel® I219-V Gigabit LAN controller
- 無線:Key E、2230 M.2スロットにて拡張可
※Micro-ATX規格のスペックです。同シリーズATX、Mini-ITX規格とは異なる部分があります。
かんたん解説
Intel B360 チップセットの後継、B365チップセット搭載のライトゲーマーに最適なマザーボードです。
後継と言っても上位互換という訳でもなく、USB3.1 Gen2に対応していません。
その代わり、チップセットのPCIeレーン数が増えたので、拡張ボードによる増設が可能になります。
ATX版ではサウンドカードと混在させることもできますが、Micro-ATXではそもそもポートがないので一方のみになります。
上位のZシリーズから比べると見劣りするのは当然で、Zシリーズはライトゲーマーがカジュアルに楽しむにはかなりのオーバースペックになります。
逆に、プロゲーマーやストリーマ並みを目指す場合は本マザーボードではどうしても手が届かない場面が出てきてしまいます。
とは言え、i5-9600Kやi5-9400Fは妥協の選択肢です。後からCPUを買い替える等の予定がないのなら、本マザーボードで十分です。
【AMD用その3】ASRock B450 Pro4(AMD® Ryzen™ 5 2400G搭載可能)
スペック
- チップセット:AMD® B450 Chipset
- ソケット:AM4(AMD® Ryzen™)
- メモリポート:4(デュアルチャンネル)
- メモリ:DDR4-2133~DDR4-3200+(OC) 最大64GB
- PCIe:PCIe 3.0 x16 2つ(support x16/x0/x4, x8/x8/x4 modes)、PCIe 2.0 x1 4つ
- フロントUSB3.1ポート:1(Gen1, Type A)
- フロントUSB2.0ポート:2
- リアUSB3.1ポート:1(Gen2, Type C), 1(Gen2, Type A), 4(Gen1, Type A)
- リアUSB2.0ポート:2
- PS/2:リアにコンボポート有
- モニタ出力:HDMI 1.4 x 1 / DP 1.2 x 1
- M.2:2(Key M)(スロット1 type 2242/2260/2280 SATA & PCIe 3.0 x4 SSD、スロット2 type 2242/2260/2280/22110 SATA & PCIe 3.0 x2 SSD)
- SATA3:6(RAID 0 / 1 / 10)
- MULTI GPU: AMD® Quad CrossFireX™、CrossFireX ™ Technology
- LAN:Realtek RTL8111H(Gigabit LAN controller)
- 無線:無
※ATX規格のスペックです。同シリーズMicro-ATX、Mini-ITX規格とは異なる部分があります。
かんたん解説
Ryzen 5 2400Gを使うのならこれで十分かつ、相当安く仕上げることが可能です。
Ryzen 7 2700Xも搭載可能で、Intelのような、明確にどっちがいいという性能の違いは特に見当たらないのが現状です。
強いて言うのなら、フロントにUSB3.1 Gen2ポートがあるケースには合わず、SLIができません。しかし、それだけです。
フロントにUSB3.1 Gen2ポート、Type-Cポートがあるケースは少なく、最新のグラフィックボードでSLIをしてまでグラフィックが必要なゲームはないです。
細かい仕様の違いはあれど、マザーボードに落とし込めば特に違いがでないという悲しさがあります。
本来なら、AMDはいい加減にPCIe3.0への統一をすべきところですが、拡張カードのほとんどの要求はPCIe2.0以下で、PCIe3.0はM.2拡張カードぐらいなもので、M.2 SSDも決して安くはないので、そこまでして乗せる必要もないです。
ただ、将来的な意味では必ず不便が出てきます。しかし、その頃ならば、PCは買い替えかパーツの入れ替え時期に来ているので心配する必要はありません。頭の片隅に入れておくとよいでしょう。
Ryzen 5 2400Gを使う場合、グラフィックボードの性能は100%活きないと思いましょう。マザーボードが悪いのではなく、Ryzen 5 2400Gはグラフィック内蔵でPCIeレーンが足りないせいです。
Ryzen 5 2600や2600X、Ryzen 7 2700や2700Xであれば十分活かせます。
まとめ
マザーボードのおすすめは
Intel® Core™ i7-9700Kには『MSI MPG Z390 GAMING EDGE AC』
AMD® Ryzen™ 7 2700Xには『GIGABYTE X470 AORUS ULTRA GAMING』
Intel® Core™ i9-9980XEには『ASRock Fatal1ty X299 Gaming K6』
AMD® Ryzen™ Threadripperには『ASUS ROG STRIX X399-E GAMING』
Intel® Core™ i5-9600Kには『ASRock B365M Pro4』
AMD® Ryzen™ 5 2400Gには『ASRock B450 Pro4』
マザーボードのほとんどでM.2SSD取り付けには注意が必要です。SATA3ポートやPCIeポートが使えなくなるなどの制限があります。
マザーボードは、各パーツを繋ぐPCの中核をなすパーツなので、仕様書や取扱説明書をよく読んで自作してください。