「PUBG(PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS)」をプレイするときに、おすすめのゲーミングPCはどれでしょうか?
この記事では、そんな疑問に答えます。
記事の内容
- PUBGにおすすめのゲーミングPC
- 【1】G-TUNE NEXTGEAR-MICRO im610 シリーズ シルバーモデルカスタム
- 【2】G-GEAR GA5J-E181/ZT
- PUBGの最低要求スペックと推奨スペック
- PUBGのゲーム性とスペックの関係性
PUBGの最低要求スペックと推奨スペックの両方を満たす、おすすめゲーミングPCはどれかと言うと『G-TUNE NEXTGEAR-MICRO im610 シリーズ シルバーモデルカスタム』です。
『G-GEAR GA5J-E181/ZT』もおすすめ出来ますね。
どちらもデスクトップ型なので持ち運びには不向きですが、ゲーミングPCでありながら20万円以下、それも15万円前後で買えるのでお得。
他のFPSゲームとは違ってPUBGは要求スペックが高いので、PUBGのプレイを想定した上のどちらかのモデルを買っておけば、幅広くゲームが楽しめるはずです。
そして今回はそこからさらに踏み込んで、ライブ配信や動画撮影、実況プレイなどを想定したゲーミングPCのカスタマイズについても、アドバイスします。
ゲーミングPCの選考基準については、基本的に「最低要求スペック」と「推奨スペック」をみて考えています。
特に「推奨スペック」を満たせば、まず出来ないことはないですね。
おすすめのゲーミングPC2選/PUBG向けのカスタマイズ
【1】G-TUNE NEXTGEAR-MICRO im610 シリーズ シルバーモデルカスタム
スペック
- OS : Windows 10 Home 64ビット
- CPU : インテル® Core™ i5-8500 プロセッサー
- グラフィックス : GeForce® GTX 1060 3GB
- メモリ : 16GB PC4-19200
- SSD : 240GB SATA接続
- ハードディスク : 1TB
- チップセット : インテル® B360 チップセット
かんたん解説
マウスコンピューターからG-TUNEブランドのゲーミングPCです。
入門機としても最適なモデル。もちろんPUBG推奨スペックを満たしています。価格も税込13万円前後とそこまで高くありません。
カスタマイズの方向性
BTOなので、カスタマイズが可能です。
カスタマイズの方向性としては、メモリーの容量を増やす程度で十分ですね。
同時購入が可能なので、周辺機器で不足しているものを補っておくと良いです。個人的には、ヘッドセットの同時購入をおすすめします。
PUBGはTPPとFPPモードがあるとは言え、FPSゲームで重要な情報は「音」です。
。ヘッドセットがあるとないとでは、ゲームを進めていくうえで他のプレイヤーとの大きな差になってしまうので、余裕があれば良いものを買っておいたほうがいいです。
【2】G-GEAR GA5J-E181/ZT
スペック
- OS : Windows 10 Home 64ビット
- CPU : インテル® Core™ i5-9600K プロセッサー
- グラフィックス : GeForce® GTX 1070Ti
- メモリ : 8GB PC4-21300
- SSD : 240GB SATA接続
- ハードディスク : 1TB
- マザーボード:ASUS TUF Z390-PLUS GAMING (ATX)
- チップセット :インテル® Z390 チップセット
かんたん解説
ツクモ、ex.Computerから、G-GEARブランドのゲーミングデスクトップPCです。カスタマイズ前提の話になるので、これはステップアップモデルです。
カスタマイズの方向性/3つのカスタマイズレシピ
おすすめのカスタマイズ例をカスタマイズ箇所に絞って紹介します。
例1 ハイコストハイパフォーマンス
- CPU : インテル® Core™ i9-9900K プロセッサー
- グラフィックス : GeForce® GTX 1080
- メモリ : 32GB PC4-21300
- M.2 SSD : 250GB (Samsung 970 EVO / M.2 NVMe)
- ハードディスク : 2TB
- 電源:【80PLUS GOLD認証】 Seasonic製 SSR-750FM
例1は、生配信や動画撮影、編集も視野に入れたフルスペックに近いカスタマイズです。それなりの価格になってしまいますが、やりたいことが多い人向けのゲーミングPCに仕上がります。
例2 配信も想定したカスタマイズ
- CPU : インテル® Core™ i7-9700K プロセッサー
- メモリ : 32GB PC4-21300
- 電源:CWT製 GPK650S
例2は、プレイに加えて生配信や動画撮影、編集ができるスペックになります。例1に比べるとスペックダウンになりますが、自分のプレイを他の人に知ってもらう、見てもらうときには色々便利なゲーミングPCになります。
例3 プレイ優位に特化したカスタマイズ
- CPU : インテル® Core™ i9-9900K プロセッサー
- グラフィックス : GeForce® GTX 1080
- メモリ : 16GB PC4-21300
- M.2 SSD : 250GB (Samsung 970 EVO / M.2 NVMe)
- 電源:【80PLUS GOLD認証】 Seasonic製 SSR-750FM
例3は、とにかくゲーム内で優位に立つことを前提としたスペックです。M.2SSDによるロード時間の短縮、GTX1080でフレーム数改善、総合力を保つためのi9-9900K、といったことを想定しています。
備考
どのカスタマイズでも、少しだけ電源を強化しています。というのも、PUBGはPCの総合力が必要なため、標準の500Wタイプでは電源容量不足で不具合を誘発しかねないからです。
G-GEARブランドの注意点はマウスとキーボードがついていないことです。
ある意味、ゲーミング向けのマウスとキーボードを同時購入できるので無駄が出ないとも言えますが。周辺機器もステップアップするモデルと言えそうです。
PUBGの最低要求スペックと推奨スペック
最低要求スペック・その1(DMM版)
- OS: 64-bit Windows 7, Windows 8.1, Windows 10
- プロセッサー: Intel Core i3-4340 / AMD FX-6300
- メモリー: 6 GB RAM
- グラフィック: NVIDIA GeForce GTX 660 2GB / AMD Radeon HD7850 2GB
- DirectX: Version 11
- ネットワーク: ブロードバンドインターネット接続
- ストレージ: 30 GB 利用可能
最低要求スペック・その2(steam版)
- OS: 64-bit Windows 7, Windows 8.1, Windows 10
- プロセッサー: Intel Core i5-4430 / AMD FX-6300
- メモリー: 8 GB RAM
- グラフィック: NVIDIA GeForce GTX 960 2GB / AMD Radeon R7 370 2GB
- DirectX: Version 11
- ネットワーク: ブロードバンドインターネット接続
- ストレージ: 30 GB 利用可能
推奨スペック
- OS: 64-bit Windows 7, Windows 8.1, Windows 10
- プロセッサー: Intel Core i5-6600K / AMD Ryzen 5 1600
- メモリー: 16 GB RAM
- グラフィック: NVIDIA GeForce GTX 1060 3GB / AMD Radeon RX 580 4GB
- DirectX: Version 11
- ネットワーク: ブロードバンドインターネット接続
- ストレージ: 30 GB 利用可能
解説
PUBGには最低要求スペックが二つあります。その1はDMM版、その2はsteam版です。
steam版のほうがDMM版よりも、最低要求スペックが高いです。
なぜDMM版とsteam版で要求度が違うかと言うと、DMM版のPUBGは「ライブサーバー(メンテナンス時以外、常時解放されているサーバー)」でプレイできます。
つまり、接続するサーバーは1つですね。
一方でsteam版は、そのライブサーバーに加えて、マップ等先行配信用の2つのテストサーバーに接続することができるからです。
steam版は、接続できるサーバー数がDMM版より多いため、最低要求スペックが高いんですね。
PUBGのゲーム性とスペックの関係性
PUBGの最低要求スペックと推奨スペックは、他のFPSゲームに比べて高く設定されています。
その理由はPUBGのゲーム性にあることは言うまでもありません。PVPゲームにしては最大の「8×8km」の広大なマップにおいて100人が生き残りかけて戦う、と言うルールはかなりのスペックを要求します。
100人分の位置情報や広大なマップ内のポップアイテム、グレネード、建物等エンティティを大量に処理をしなければなりません。そのため、CPUの演算能力と大き目のメモリーが必要となるのです。
グラフィックボードは、表示するマップを更新しつつ、CPUの演算結果と連動してエンティティやプレイヤー、エフェクトを表示するため、こちらも相応のパワーを持っていないとカクツキや表示遅れでまともにプレイできないことになります。
最低要求スペックではメモリー容量は6~8GBとなっていますが、筆者がプレイしている感覚で言うとそれでも不十分ですね。
PUBG中のメモリー状態をリソースモニターで確認すると、スタンバイも含め、平均すると実に7GBもの容量を使っていることがほとんどで、OSが使用するメモリー容量を考えると全然足りません。
つまり、PUBGはPCの総合性能が高くないとプレイできないゲームってことです。
まとめ
今回は入門モデルとステップアップモデルを紹介しました。
いま現在、何を持っているのか、何が必要なのか、しっかりと検討したうえで購入することをおすすめします。
PUBG用におすすめゲーミングPCは『G-TUNE NEXTGEAR-MICRO im610 シリーズ シルバーモデルカスタム』、
あるいは『G-GEAR GA5J-E181/ZT』です。
PUBGは求められるスペックが高いので、ゲーミングPCを選びますが、一度買ってしまえばそのぶん出来ることは大幅に増えるので、できないゲームが無いくらいです。
上に挙げた2つのモデルは、いまは特にやりたいゲームが無くても、将来的にやりたいゲームが出てきたときに安心なスペックです。
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