「ゲーミングPC用のおすすめケースが知りたい」
今回はこんな疑問に答えていきます。
筆者のイチオシは『Corsair Carbide Series™ Air 540』です。
さらに筆者厳選の2種、合わせて3種をランキング形式で紹介します。
ゲーミングPC向け!おすすめケース3選
【第1位】Corsair Carbide Series™ Air 540
Corsair Carbite Air 540 E-ATX対応キューブPCケース CS5326 CC-9011030-WW
スペック
- サイズ:幅330mm x 奥行415mm x 高さ460mm
- フロントボタン:電源ボタン、リセットボタン、HDDアクセスランプ
- フロントポート:USB3.0 x 2、オーディオin/out
- ファン:フロント140mmファンx 2、リア140mmファンx 1
- GPU最大サイズ:320mm
- CPUクーラー高さ最大サイズ:170mm
- 水冷ラジエーター最大サイズ:トップ280mm、フロント360mm
- 電源最大サイズ:250mm
- ドライブベイ:5.25インチオープンx 2、2.5インチx 4、3.5・2.5インチコンボx 1
- PCIスロット:8
- マザーボード規格:E-ATX、ATX、Micro-ATX、Mini-ITX
- その他:セパレート設計、側面スモークアクリル
かんたん解説
大きいようで大きくない、大きなキューブタイプのCorsair製ケースです。
電源や光学ドライブが、マザーボード取り付け位置の裏になるようセパレート化されているので、高さはミドルタワーほどしかありません。その代わり幅があります。
電源がマザーボードの裏になるので必然的に裏配線になり、スモークアクリルから覗く中身はすっきりとして、光り物が好きな人にはもってこいのケースです。
【第2位】Cooler Master Silencio 352
Cooler Master 静音ミニタワーmicro-ATXケース PCケース Silencio 352 (型番:SIL-352M-KKN1-JP)
スペック
- サイズ:幅200mm x 奥行453mm x 高さ378mm
- フロントボタン:電源ボタン、リセットボタン、HDDアクセスランプ
- フロントポート:USB3.0 x 2、USB2.0 x 1、オーディオin/out、SDカードスロット
- ファン:フロント120mmファンx 1、リア120mmファンx 1
- GPU最大サイズ:355mm
- CPUクーラー高さ最大サイズ:155mm
- 水冷ラジエーター最大サイズ:リア120mm、フロント240mm
- 電源最大サイズ:記載なし
- ドライブベイ:5.25インチオープンx 1、3.5インチオープンx 1、2.5インチx 4、3.5インチx 2
- PCIスロット:4
- マザーボード規格:Micro-ATX、Mini-ITX
- その他:静音設計
かんたん解説
ミニタワーとなる、Cooler Master製静音ケースです。筆者が自作で使用しましたが、静音性はかなり優れています。
トップの排気口は、ファンの取り付けが可能でかつふさぐことができ、目的に合わせてエアフローを変えることができます。
フロントはドア式で、ドアに吸音スポンジ、サイドパネルに吸音スポンジ、フロント吸気口にダストフィルター、電源取り付け部にダストフィルターがついています。
電源を下に配置できるので、頭でっかちな重量バランスを抑制し、ギチギチですが裏配線ができるのでエアフローの確保が容易です。マザーボードの設計次第ではCPU電源線だけ表に出てきます。
【第3位】Thermaltake Core V1
Thermaltake Core V1 Mini-ITX対応キューブPCケース CS4872 CA-1B8-00S1WN-00
スペック
- サイズ:幅260mm x 奥行316mm x 高さ276mm
- フロントボタン:電源ボタン、リセットボタン、HDDアクセスランプ
- フロントポート:USB3.0 x 2、オーディオin/out
- ファン:フロント200mmLEDファンx 1
- GPU最大サイズ:255mm
- CPUクーラー高さ最大サイズ:140mm
- 水冷ラジエーター最大サイズ:フロント140mm
- 電源最大サイズ:200mm
- ドライブベイ:2.5インチx 2、3.5インチx 2
- PCIスロット:2
- マザーボード規格:Mini-ITX
- その他:セパレート設計
かんたん解説
コンパクト設計のThermaltake製キューブケースです。
Micro-ATXのV21バージョンも存在します。
パーツサイズの制限が厳しく、光学ドライブ(5.25インチ)ベイがないのは、コンパクトPCを作る場合の仕方のない点です。
グラフィックボードは直接外気を吸うことができ、ATX電源を利用可能で他パーツとは分離された場所にあるので、ケース内部温度はさほど気にする必要のないケースです。
ケース選びはマザーボードと構成ありき
逆もしかりなのですが、ケースには光学ドライブ、HDD、SSDの取り付け数、取り付け可能マザーボード規格が決まっています。
大量に光学ドライブ、HDD、SSDの取り付けを大量に行うことはないのでそこまで気にする必要はありません。
しかし、マザーボード規格は使用するCPUに、ITX規格がない、Micro-ATX規格がないなど、決まってきてしまいます。
ケースを決める場合は、二の次、三の次にしないと、思ったようなスペックにならないことが多いです。
まとめ
ゲーミング向けケースのおすすめは、
イチオシは『Corsair Carbide Series™ Air 540』
次点で『Cooler Master Silencio 352』
最後が『Thermaltake Core V1』
ケース選びは非常に面倒で、使おうと思ったパーツが使えないこともままあります。
1から自作する場合、まずは、CPU、マザーボード、ケースの順に決めるとその後のパーツ選びが非常にスムーズになります。
後はメモリとCPUクーラーの物理干渉やグラフィックボードの長さを気にするだけですし。