【2022年7月版】ゲーミングPC向け!おすすめファン5選/ファンは『ENERMAX T.B.RGB UCTBRGB12-BP3』を使え(7月1日更新)

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【最終更新日:2022/7/1】

 

こんにちは。ゲームオタクのノリカズです。

 

「PC用ファンのおすすめが知りたい」

 

この記事ではこのような疑問にお答えしていきます。

 

ズバリ結論から言ってしまうと

 

筆者のイチオシは『ENERMAX T.B.RGB UCTBRGB12-BP3』です。

 

 

さらに、筆者厳選のファン4種、計5種をランキング形式で紹介します。

 

記事の最後には「PWM制御」に関する詳しい解説と「おすすめな『ファン取り付け(採用)位置』」について解説していきます。どうぞご参考までに!

 

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ゲーミングPC向け!おすすめファン5選/ファンは『ENERMAX T.B.RGB UCTBRGB12-BP3』を使え

 

【第1位】ENERMAX T.B.RGB UCTBRGB12-BP3

 

 

 

スペック

 

  • サイズ:幅120mm x 高さ120mm x 奥行25mm
  • 回転数:500-1500rpm
  • 風量:47.53 CFM / 80.75㎥/h
  • 静圧:1.66mm-H2O
  • ノイズ:22dBA
  • その他:3 or 6個セット、ファンコントローラ、有線リモコン付き

 

かんたん解説

 

ENERMAXからセット売りのRGBLEDファンです。

 

ファンコンが標準セットとなっておりコスパもよく、マザーボードにLED制御機能がある場合はファンコン経由でRGBLEDの制御が可能です。

 

マザーボードにLED制御機能がなくとも、有線リモコンによってファンの回転数やRGBLEDの制御が可能です。

 

ほこりが付着しやすい羽の部分を取り外すことができ、見た目もきれいに保てます。

 

140mmバージョンもあります。

 

静圧重視ですが、回転数が低いので空冷クーラーとの交換には向きません。重負荷時に冷やしきれない可能性があります。

 

ケースに取り付ける場合は吸気口がよく、サイドがアクリル等の窓になっておらず、正面は金網やダストフィルター越しにファンが見えるようなケースにおすすめです。

 

だいぶ増えましたが、サイドがアクリル等の窓になっていないケースは未だ多く存在し、価格面も落ち着いているので、コストの問題でフロントだけでも光らせたい人におすすめです。

 

ENARMAX製のファンには地雷があります。

 

サイドガードに文字の穴が開いているものがあり、そこから空気が逃げてしまうので性能がかなり悪く、ケース内エアフローを乱すので効率が悪くなります。

 

この製品がおすすめできるのであって、同社製のそれ以外が使えるものとは限りませんので気を付けてください。

 

 

【第2位】Noctua NF-A12x25 PWM

 

 

 

スペック

 

  • サイズ:幅120mm x 高さ120mm x 奥行25mm
  • 回転数:450-2000rpm(L.N.A動作時1700rpm)
  • 風量:60.08 CFM / 102.1㎥/h(L.N.A動作時84.5㎥/h)
  • 静圧:2.34mm-H2O(L.N.A動作時1.65 mm-H2O)
  • ノイズ:22.6dBA(L.N.A動作時18.8 dBA)

 

かんたん解説

 

温かみのある色遣いをしたNoctuaのファンです。パーツショップでおすすめを聞くとNoctuaのファンを推してくる店員さん、多いです。

 

独特な配色をしているものの、窓の無いケースで光り物は活かせないという人におすすめですね。

 

風量と静圧に優れ、水冷ラジエーターやヒートシンク、吸排気に抜群の性能を発揮します。配色さえ気にしなければ、取り付け先を選びません。

 

ローノイズアダプター(L.N.A)を装備し、ファンコンがなくても静音動作も可能で、40mm、60mm、80mm、92mm、140mm、200mmバージョンもあります。

 

PCケースや空冷クーラーにも様々なサイズがあり、それらに広い範囲での対応が可能なので、PC内部に統一感を生むこともできます。

 

工業用バージョンは約20%以上の性能アップとなっており、全世界でもたぐいまれな性能を誇るファンを送り出すメーカーとなっています。

 

工業用なので、なかなか手に入りませんが、一応Amazonに出品があります。

 

 

工業用の方が安く、ケースファンとしても使用可能ですが、ファンノイズが大き目なのでそれを等価交換と考えられる人にしかおすすめできません。

 

PCの音はファンの音が一番うるさい上に慣れるまでは鬱陶しいので、いくら性能がよくてもうるさければ意味はないですよね。外で使うわけでもありませんし。

 

価格がやや高めなのが気になるかもしれませんが、性能は折り紙付きです。等価交換と考えましょう。

 

Amazonが安売りしているのならそちらでもいいのですが、パーツショップに足を運ぶか、パーツショップのサイトで買う方が価格は安定しています。

 

 

【第3位】Corsair LL120 RGB

 

 

 

スペック

 

  • サイズ:幅120mm x 高さ120mm x 奥行25mm
  • 回転数:2200rpm
  • 風量:63 CFM
  • 静圧:3.0mm-H2O
  • ノイズ:36dBA
  • その他:1 or 3個セット、3個セットにはLEDコントローラ付属

 

かんたん解説

 

RGBLED搭載のCorsair製ファンです。

 

RGBLEDの制御は付属のLEDコントローラ、もしくは別売のCorsair製ファンコンが必要となります。シングルパックには付属してないので注意です。

 

PWM制御可能で、常に最大の2200回転するわけではありません。

 

コントローラと専用ソフトを導入することにより、RGBLEDはソフトウェアコントロールが可能となります。

 

14cm角のバージョンも存在し、こちらもコントローラが付属する2個セットとファンだけのパックと2種あります。

 

初めて使用する人は、必ずコントローラのつく複数パックで買いましょう。

 

iCUEはLED制御ソフトウェアで、できる事が非常に多いので、逆に困ってしまうかもしれません。

 

静圧、風量、上限回転数どれをとっても優秀で取り付け先を選ばないので、アクリル等の窓のあるケースで、内部に統一感を持たせたい場合はとてもおすすめです。

 

ファンノイズが大き目なのが気になります。が、静圧が高いので窓のある静音ケースであればその性能をフルに発揮できることでしょう。

 

 

【第4位】サイズ KAZE FLEX PWM

 

 

 

スペック

 

  • サイズ:幅120mm x 高さ120mm x 奥行27mm
  • 回転数:300~1200rpm
  • 風量:51.17 CFM
  • 静圧:1.05mm-H2O
  • ノイズ:24.9dBA

 

かんたん解説

 

Amazonベストセラー1位に輝く、SCYTHEの12cm角のファンです。

 

上限回転数が低い割にはしっかりとした風量があります。その割には音の大きさを示す値が大きめなのが気になります。

 

ケースファンとしては「コスパ良し」ですが、その他の用途や静音ケースには向かないモデルですね。

 

厚みがありますがそこまで気にはならず、ファン固定部にラバーがあるので振動伝達が低減されています。

 

ケース上部にアンプを置く、机に乗せるような人はファンの振動がマイクのノイズを誘発する場合もあるので、生配信や動画配信を考えている人にはおすすめです。

 

流体軸に高密閉シールのベアリングを使用しているため長寿命です。

 

ベーシックなサイズとは言え、このサイズしかないのも残念な点です。

 

 

【第5位】CoolerMaster MasterFan MF120R RGB

 

 

 

スペック

 

  • サイズ:幅120mm x 高さ120mm x 奥行25mm
  • 回転数:650~2000rpm
  • 風量:59 CFM
  • 静圧:2.14mm-H2O
  • ノイズ:31dBA

 

かんたん解説

 

CoolerMasterの静圧重視のRGBファンです。

 

サイズのバリエーションがないので、大きいものがほしい人は別の物にしましょう。

 

RGBの制御はASUS、ASRock、GIGABYTE、MSIのRGB規格に対応していますので別に制御コントローラを用意する必要がありません。

 

制御コントローラの設置場所には相当頭を抱えるはずです。コントローラ取り付けを前提とした設計のケースを見たことがありません。

 

また、追加のソフトウェアが必要ないので、PCにかかる負荷を軽減できます。

 

クリア素材のファンが光るタイプで光量が控えめです。ビッカビカに光らせる人には合わない可能性があります。

 

性能は取り付け先を選ばないので、統一感の欲しい人におすすめです。

 

 

ファンのPWM制御は重要/マザボが対応していなければ意味がない

 

ファンのPWM制御は当たり前となりました。当たり前となった今でもできないものは存在します。

 

PWM制御とは、回転数制御の事です。詳しい制御方法は専門性が高すぎる(記事が2~3個書け、サイトの趣旨を逸脱する)ので気になる人はご自分で調べてみてくださいね。

 

2000回転前後からかなりうるさいです。それ以上回るとどんなものでもすさまじい風切り音が発生します。

 

アイドル時など重負荷がかからない環境では、その風切り音は余計気になります。

 

ヘッドセットをつけてゲームしている本人は気にすることもないのでしょうが、スピーカーを使う人や、特に負荷のかからない作業やその周りの人からすると大変迷惑です。

 

必要なだけ回ってくれた方が、寿命という観点からも大変良いといえ、PWM制御は非常に重要な機能です。

 

PWM制御は何もファンに限った話ではなくではなく、マザーボードが対応してなければ何の意味もありません。

 

グラフィックボードと電源を除いて、それ以外のファンはすべてマザーボードに接続します。

 

これは、ファンはあくまでもPWM制御に対応しているというだけで、実際に制御しているのはマザーボードとプログラムでファンは制御される側です。

 

マザーボードにない場合はどうするのかというと、後付けのファンコントローラーを用いると可能です。

 

 

ThermaltakeのCommander F6 RGBは5.25インチオープンベイ(光学ドライブベイ)に取り付けるタイプのファンコントローラーで、プログラムではなく手動で制御します。

 

つまみによって直感的に制御し、温度監視もできるのでファンの回転数を自分好みに調整できます。

 

 

ケース、ラジエーター、ヒートシンク、それぞれに最適なファンを選ぶ

 

ケースやラジエーター、ヒートシンクなどを選ぶ前に、風量と静圧はおおよそ逆比例の関係にあることはご存知でしょうか?

 

風量と静圧を端的に説明すると、

 

  • 風量:開放空間でどれだけの空気を動かせるか
  • 静圧:密閉空間にどれだけの空気を押し込める(取り込める)か

 

なので、密閉空間では空気が動かないので風量は0になり、開放空間では静圧が0になります。

 

吸気口には大体の場合ダストフィルターを付けます。ダストフィルターをキレイにしておくのは当然として、フィルターは目が細かいので密閉状態に近くなります。

 

多くのケースの排気口はフィルター形状をしていますが目が大きいので開放空間に近くなります。

 

なので、ケース取り付けの場合は、吸気口には静圧の高いもの、排気口には風量の高いものがおすすめです。

 

水冷クーラーにはラジエーターがあり、ラジエーターにはファンがついています。

 

ラジエーターに冷却液を通して熱を逃がし、冷えた冷却液をCPU側に送ってCPUの熱を吸い取り熱くなった冷却液をラジエーターに送って、と冷却液を循環させています。

 

ラジエーターの形状はダストフィルターに近く、端的言うと目の細かなヒートシンクです。

 

空冷クーラーの場合も同様で、ヒートシンクの形状はダストフィルターに近く目が細かいです。

 

なので、CPUクーラーのファン交換を考えている人は静圧の高いファンがおすすめです。

 

特にメモリーやM.2 SSDのヒートシンクは結構単純構造になっており、直接取り付けできるかと言えばそうでもなく、また、CPUやグラフィックボードに比べるとそこまで発熱するものでもなく風が当たればいいので、風量の大きなファンがおすすめです。

 

電源は風量を重視します。というのもヒートシンクがついているわけでもなく、部品に対して直接風を当てている構造で、排気口も近いので、空気の循環を重視するからです。

 

 

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まとめ

ゲーミングPC向け、PCファンのおすすめは、

 

第1位は『ENERMAX T.B.RGB UCTBRGB12-BP3

 

 

第2位は『Noctua NF-A12x25 PWM

 

 

第3位は『Corsair LL120 RGB

 

 

第4位は『SCYTHE KAZE FLEX PWM

 

 

第5位は『CoolerMaster MasterFan MF120R RGB

 

 

光り物が嫌いな人でも、LED非点灯ができるものもあるのでぜひ探してみてください。

 

最近はRGBLED制御が可能となり、気分によって雰囲気を変えることができます。いい時代になりましたね。

 

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