【最終更新日:2022/7/1】
「ポケットWiFi・モバイルルーターでゲームをするならどこがいい?」
今回はこんな疑問に答えていきます。
筆者のイチオシは『DTI WiMAX』です。
さらに筆者厳選の2種、計3種をランキング形式で紹介します。
ポケットWiFi・モバイルルーターの選び方を後ほど紹介します。
予め断っておきますが、WiMAXも立派なポケットWiFi・モバイルルーターです。
docomoやauのLTEと同じく、WiMAXはモバイル回線、無線回線の一つです。
モバイル回線、無線回線を利用してインターネットに接続する機器の事をポケットWiFi・モバイルルーターと言います。
先の記事でWiMAXを紹介しているからと言って、ポケットWiFi・モバイルルーターではないかと言うとそういう訳ではないので、勘違いしないようにお願い致します。
また、WiMAXの時に言い忘れましたが、Ping値(レイテンシ)は諦めてください。無線信号への変換が必要だからです。
オンラインゲーム・ネトゲに最適なポケットWiFi・モバイルルーター3選
第1位 DTI WiMAX
DTI WiMAX 2+|月2,590円で使い放題のモバイルWi-Fiルーター
かんたん解説
ユーザーを選ぶことなく最安で利用できるのがDTI WiMAXです。
WiMAX2+回線を利用し、月間の通信量制限を無しで使うことができます。ただし、3日で10GBを超えると翌日の18時から翌2時まで1Mbpsの制限となります。
3日間の合計で制限が決まるので、例えば4GB、3GB、3GB、3GBと使った場合、4日目は制限がかかりますが、5日目の制限はありません。
制限後の速度でも、HD画質の動画であれば問題なく視聴でき、ゲームでも特に問題は出ません。流石に動画を見ながらゲームすると支障は出ます。ディスコード等でVCしながらでも大丈夫です。
注意したいのはハイスピードプラスエリアモードです。LTE回線を使う為、月間上限が7GBになっており、一度でも有効にして使ってしまうと、WiMAX2+のハイスピードモードも7GB制限になってしまうので注意です。
ゲームのアップデートや初回ダウンロードで7GBは簡単に使い潰してしまうので気を付けましょう。
3日で10GBの制限も同様ですが、そもそも緩い制限なので、気にするほどではないです。
DTIの会員になると、全国の宿泊施設やレジャー施設、スポーツクラブ、インテリアの購入、レストランや居酒屋の飲食などが特別優待価格で利用できるようになります。
ゲーム以外にも旅行などの趣味がある人にピッタリです。
DTI WiMAX 2+|月2,590円で使い放題のモバイルWi-Fiルーター
第2位 どんなときもWiFi
【公式】どんなときもWiFi | 通信制限無しモバイルWi-Fi
かんたん解説
WiMAXとは毛色が違うのが、どんなときもWiFiです。
独自の機種をもって、LTE回線を用い、月間の制限なく使用できます。ただし、著しくネットワークを占有するようなレベルの大容量通信が行われた場合、384Kbpsの制限が発生します。
384Kbpsという制限はかなり厳しくサイトを閲覧でも支障が出ます。ただ、ゲームをするだけなら何ら問題ない制限です。なお、ブラウザゲーを含むクラウド型のゲームだと支障が出ます。
さて、著しくネットワークを占有するようなレベルの大容量通信というのは目安がないようで、問い合わせをした限りではよほどの通信になると思われます。ゲームファイルの数十GBの通信では大丈夫だろうという回答でした。
制限に関して、すべてシステムが自動的に判断しているので問い合わせでは回答を得られませんでした。また、制限がかかる場合の連絡はないので、速度が著しく落ちた場合は遠慮せずにカスタマーサポートへ連絡してほしいとのことでした。
LTE回線を用いてインターネットに接続するのですが、なんと、docomo、au、Softbankの回線を使用するので、エリアが非常に広いという特徴があります。
また、クラウドSIMという技術を用いているので、その時に最適な回線を自動的に選択し接続します。
要するにサーバー上にある無数のSIMカードから最適なものを適応しているわけです。
ただ、LTE回線なので、利用者が増える昼食時の12時、定時帰宅時間の17~18時は速度が落ちているようです。夜は光回線からのWiFiを利用する方が多いようで、気にするほど速度は落ちないようです。
どんなときもWiFiが提供する機種は専用の物で、レンタルと言う形をとっています。解除時は解約月の翌月5日までに端末本体、USBケーブル、取扱説明書、個装箱の返却が必要です。大事にとっておかないと、機器損害金(税抜き18,000円)を請求されます。
月額料金はWiMAX各社の中間より少し高い程度です。が、制限のあるdocomo、au、Softbankに比べればかなり安く利用できます。
過疎地域で光回線がない人にはピッタリです。
【公式】どんなときもWiFi | 通信制限無しモバイルWi-Fi
第3位 GMOとくとくBB WiMAX
【公式】GMO とくとくBB|WiMAX(ワイマックス)キャッシュバックキャンペーン
かんたん解説
auスマートバリューmineを適応でき、キャッシュバックキャンペーンを忘れずに回収できると、実質的に最安値で利用できるのがGMOとくとくBB WiMAXです。
第1位のDTI WiMAXよりも安く利用できるのですが、auスマートバリューmineを適応でき、キャッシュバックキャンペーンを忘れずに回収できる人でないと、最安値とはなりません。
また、auスマートバリューmineの割引適応はauの請求に対するものなので、実際の請求はサイトにある通りの額になります。間違えないようにしましょう。
制限に関してはDTIと同じです。LTE回線を使わないようにしましょう。
【公式】GMO とくとくBB|WiMAX(ワイマックス)キャッシュバックキャンペーン
ポケットWiFi・モバイルルーターの選び方
重要なのは制限と制限後の速度です。
特にdocomo、au、Softbankは月間制限が厳しく、制限時の速度は128Kbpsです。
128Kbpsという速度はオンラインゲームに支障が出るかどうか微妙なラインの速度で、サイトを閲覧でも支障が出る速度です。VCしながらというのはゲーム次第では無理です。
384Kbpsも同じように厳しいのですが、ブラウザゲーを含むクラウド型のゲームでない限りは支障が出ません。ただ、VCしながらでは少し厳しいものの、不可能ではないです。
1Mbpsはブラウザゲーを含むクラウド型のゲームではできるかできないかぐらいの微妙なラインです。この速度域ではゲーム次第といえません。しかし、クラウド型のゲームでなければ、VCしながらでも余裕でできます。
このように、制限後の速度はゲームに影響を及ぼします。ゲームで使えるのかどうかが主眼にした場合、制限がない方がいいのは当然です。
最近では、月間制限が緩くなっていますが、ゲームデータのファイルサイズにそれが追いついているかと言えばそうではないです。
有名どころのゲームの初回ダウンロードサイズは、PSO2で60GB、PUBGで20GB、FF14で30GB、r6s(シージ、虹6)で40GB、WoTで30GB、WoWsで25GB、黒い砂漠で30GBとかなりのサイズです。
月間制限は、docomoが最大30GB、auが25GB、Softbankが50GB、制限期間は制限に達した日から月末までです。
一発アウトや2回でアウトが多いです。アップデートはその時まちまちですが、筆者は最大で16GBを経験していますので、2~3回でおじゃんです。
Softbankは上限が高いものの、割引がないと月額利用料は今回紹介した3社の倍以上になります。
ただ、Softbank Airに関しては月間制限がなく大容量の通信を何度も行わない限りは制限がありません。また、ポケットWiFiではなく、モバイルルーター(据え置き)で、外で使うには厳しいです。月額料金も若干高めです。
ポケットWiFiの取り扱いもありますが、独自の物ではなくNext Mobileの物で最大50GBまでとなっています。
WiMAXの場合、制限は緩いですが3日間の18時~翌2時の間は覚悟が必要です。
どんなときもWiFiは、連続でダウンロードしない限り大丈夫です。
光回線やADSL回線といった固定回線の代わりを、ギリギリ務められるのが今回紹介した3社となります。
なお、今でこそ月間制限がないプランが出ていますが、これまでの流れでは、いつ月間制限のあるプランに変わってもおかしくない状況なので注意しましょう。
まとめ
ポケットWiFi・モバイルルーターのおすすめは
イチオシは『DTI WiMAX』
次点で『どんなときもWiFi』
最後が『GMOとくとくBB WiMAX』
最後に利便性という面ではポケットWiFiが圧倒的に有利です。モバイルルーター、据え置きタイプですが、あまりお勧めしません。
コンセントのある位置が電波の入りやすい場所とは限らないからです。そのことを考えるとポケットWiFi、即ち持ち運び可能なタイプがよいです。
また、PCとポケットWiFi・モバイルルーター間の距離や遮蔽物次第では、不安定になることも考えられます。この点でもポケットWiFiの方が優位です。