「ハイスペックゲーミングPCが欲しいけど、どのメーカーのどんなモデルを買えばいいのか分からない」
「超高級ゲーミングPCのコストパフォーマンスが気になる」
この記事ではそんな疑問に答えます。
2018年12月27日現在、おすすめできるハイスペックなゲーミングPCを厳選してみました。
現状最強は『LEVEL∞ F-CLASS LEVEL-F039-LCRT2W-XYVI』です。
32コアCPUという化物ゲーミングPC。3-Way構成でも余りあるんじゃないかというくらい、余裕があります。時代を先取りしたゲーミングPCと言えますね。
ゲーミングPCは初めて買うけどハイスペックなモデルが良い!という人にも参考になると思います。
今回紹介するハイスペックゲーミングPCは、現状リリースされているゲームタイトルに対してかなり余裕があるスペックです。
そのため非常に長く使い続けられます。無類のゲーム好きで、なおかつゲーミングPCデビューとなる初心者の人は最初からハイスペックなゲーミングPCを買った方が、後々コストを回収できるので、良いと思います。
新しいゲームの発売と同時にゲーミングPCがスペック不足になることが少ないですからね。現状、考えられません。
今回は、筆者がピックアップした有名メーカーから、ハイスペックゲーミングPCを実際の価格もあわせて見ていきます。
また、その中から、お勧めする3つのゲーミングPCをランキング形式で紹介します。
筆者が考える「ハイスペック」の定義については、「【一覧表】各メーカーのハイスペックゲーミングPC比較」に書いてあるので気になる方は先にこちらをどうぞ。
ハイスペックゲーミングPCおすすめ3選【2019年度初版】
第1位 LEVEL∞ F-CLASS LEVEL-F039-LCRT2W-XYVI
かんたん解説
パソコン工房からLEVEL∞ブランドの32コアという化け物CPUを採用したゲーミングPCです。
CPUのPCIeレーン数も後からSLI構成に変更してもあまるため、拡張性が抜群に良いです。
できるかどうかは別として、3-Wey構成でも余りあると思います。
NVMeのM.2SSDで初めからRAID構成を組んでデータ保護とアクセス速度の向上を図ってもよいでしょう。
ソフトウェアが大量のコアを扱いきれないという問題はあるものの、それはこれだけのコア数を持ったCPUが他にないからであって、RTX同様時代を先取りした製品ゆえに他なりません。
そもそも、ソフトウェアはその時にあるものを想定しているので仕方がないのです。
現在のソフトウェアで他CPUと比較して圧倒的に劣っているわけでもない上に、CPUのコア数は増加傾向にあるので、損は全くありません。
今買っておけば、対応するソフトウェアの恩恵をいち早く受けられます。
第2位 SEVEN 超級ウルトラハイエンドPC SR-ii9-9396V/S9/GR/W10P
かんたん解説
SEVENから超級ウルトラハイエンドと位置付けられたゲーミングPCです。
SEVENは「自作代行屋さん」といっても過言ではないほど、カスタマイズに使うパーツを明示しています。
また、パーツの説明も事細かく記しているので、実際に店に足を運んでみて試しにカスタマイズをやってみるだけで自作の勉強になるくらい良心的なお店です。
気を付けてほしいのは、全く知識がないと何しているのか分からない点ですね。
そう言った意味で初心者が使うには適さないのです。問い合わせ経由でパーツ構成の相談に応じるとありますが、BTOベンダーならどこでもやっていることですので、こだわる理由がありません。
パーツについてはしっかりと明示されているので、買い替えやある程度知識がある人は一度カスタマイズして見積もってもらうとよいでしょう。サウンドカード等の拡張カードもカスタマイズできます。
第3位 G-TUNE MASTERPIECEi1640PA2-SP2
かんたん解説
マウスコンピューターから、G-TUNEブランドのコストパフォーマンス重視のハイスペックゲーミングPCです。
一覧表では次点スペックパーツも多く使用され、無理のない構成になっています。ただ、サウンドカード等の拡張カードの追加が難しいと言わざるを得ません。
初心者が無理なくハイスペックゲーミングPCに手を出す場合にとてもおすすめです。このスペックをベースにパーツの勉強をしてもよいでしょう。
買い替えの場合、CPUは第4世代以前、GPUは第7世代以前の人が、またより長く使い続けられるスペックです。
【一覧表】各メーカーのハイスペックゲーミングPC比較
オレンジが表内最高スペックパーツ、緑が次点のスペックパーツです。
VSPECとSEVENはほぼすべてのパーツを選択するタイプのBTOベンダーで、ハイスペックになるように筆者がパーツを選択したものです。
全体では、メモリーは最大となるものを選択し、光学ドライブは選択できる物はハイスペックにしています。他は基本構成まま据え置いています。VSPECのみ、電源カスタム費用がプラスされています。
マウスコンピューターは最大スペック品が完売し、再販予定が不明なので、次点のハイスペック品を表に乗せています。
DELLとVSPECの価格が目を引きますが、VSPECに関しては「TITAN V」の価格がスペックに見合わないほど高いのでそれが足を引っ張っているだけです。DELLに関してはモデルチェンジを待ちたいです。コストパフォーマンスが悪いです。
(因みに、本気で最大スペックを自作しようとした場合、100万でもたりません)
「RTX 2080 Ti SLI」構成のドスパラとツクモの物は地雷です。理由は、どんなにグラフィック性能がよかろうと、PCIeレーン数が足りずに拡張性がないことです。そもそもCPUのレーン数が足りてないのでSLIの最大効果が得られていません。
まとめ
結論がこちら。
ハイスペックになればなるほど、1円当たりのコストパフォーマンスが悪くなるのは当たり前です。
新しい技術にはコストがかかっていますからね。当然どのモデルを選んでも高いです。技術のブラッシュアップにコストはつきものです。
ただ安いゲーミングPCを求めてパーツのコストを削減していった結果、ちょくちょく買い替えて運用していくと余計なコスト高を招くので、そうなっては元の木阿弥です。
やはり長くゲーミングPCを使うなら、お金をかけるべきところに最初からしっかりお金を出しましょう。
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