【最終更新日:2022/7/1】
「スカイリムにおすすめなゲーミングPCを知りたい」
今回はこんな疑問に答えていきます。
結論から言って、筆者イチオシのゲーミングPCは『GALLERIA RT5』です。
スカイリム(The Elder Scrolls V: Skyrim)をプレイするにあたって、10万円程度で買えるコスパの良いミドルタワーです。本格的にスカイリムのVRで遊ぶなら少なくともPCに30万円以上かけなければいけないので、入門機としてはおすすめですね。
その他、この記事では筆者が厳選したゲーミングPCを4種、計5種のゲーミングPCを紹介します。一応、今回の記事ではスカイリム用として選んでいます。分かりやすいようにランキング形式で紹介したいと思います。特に今回紹介するPCはVR機器を同時購入できるショップから厳選しています。
VR機器は同時購入したほうが、送料が無料になったり、まとめて届くので便利です。一緒に届いたほうがすぐにセットアップできるので良いですよね。
ちなみに、参考資料として「スカイリムに必要なスペック」も載せておきます。PC選びの軸にしてください。
スカイリム用おすすめゲーミングPC5選
【第1位】GALLERIA RT5
GALLERIA RT5 2600搭載(ガレリア RT5)8611|ゲーミングPC|パソコン通販のドスパラ【公式】
スペック
- OS:Windows 10 Home 64bit
- CPU:AMD® Ryzen™ 5 2600
- マザーボード:AMD® B350 チップセット
- メモリー:8GB DDR4-2666(PC4-21300 4GB x 2)
- グラフィック:NVIDIA® GeForce™ GTX 1660 Ti
- SSD:240GB SATA接続
- HDD:1TB
- 電源:500W
かんたん解説
高コスパ、VRの推奨スペックをクリアしたミドルタワーゲーミングPCです。
「AMDのコスパの良さ」に「GTX1660のコスパの良さ」が合わさって、なんと税抜き10万以下! 10万切っちゃうから脱帽ものです。
VRのセットを同時購入しても20万に収まるので、下手な安物ゲーミングPCよりは高スペックな部類になります。
完全とは言えませんがある程度ならMODの導入にも十分耐えられます。欲を言えば「メモリーの強化」はしておきたいところですが、致命的ではありません。コスパ重視なら十分です。
ゲーム全般から見た本機のスペックはミドルローになります。と言うのも、グラフィックに対して若干のCPU演算力不足があるからです。本来であれば、Ryzen 7にしたいところです。
ただ、CPUのバランスの悪さはありますが、VRでゲームをする必要最低限のパワーは持ってます。そして何よりもVRをセットで買う場合の価格面の優位性です。
VR機器は一般的なPCを一台買えるほど高いので、そう言った意味で、本格的に始めてみても二の足を踏みにくい価格まで下げられる本機は非常に優秀です。
これ以降紹介するものは、30万もしくはそれ以上の予算を準備しなければスカイリムをVRでやることはできません。
そんな予算をひねり出せる人は少ないはず、また、そんな予算があるのなら、もう少し頑張って上位を買った方が長期的に見てお得です。
一つのゲームをやり続けるのにも限界があります。人間には必ず飽きが来ますからね。そうなった時に他のゲームができる選択肢をわざわざ潰す必要ないのです。
それでも、高いことに変わりはありません。そう言った意味で始めるのに最も適していると判断し、本機をイチオシにしました。
【第2位】G-TUNE NEXTGEAR-NOTE i7920BA1
NEXTGEAR-NOTE i7920 シリーズ│G-Tune マウスコンピューターのゲーミングPC(パソコン)ブランド【公式通販】
スペック
- OS:Windows 10 Home 64bit
- CPU:Intel® Core™ i7-8750H
- マザーボード:モバイル Intel® HM370 チップセット
- メモリー:8GB DDR4-2400(PC4-19200 8GB x 1)
- グラフィック:NVIDIA® GeForce™ GTX 1060 6GB
- M.2 SSD:256GB SATA接続
- HDD:無し
- 無線:Intel® Wireless-AC 9560 (最大1.73Gbps/ 802.11ac/a/b/g/n) + Bluetooth 5
- モニター:17.3型ワイドFHD(1920 x 1080 / ノングレア /144Hz )
かんたん解説
ゲーミングノートPCと言ったらこれ、15.6型ノートPCほどの大きさしかない17.3型ノートPCです。
スカイリムならこのスペックで十分です。一応VRの最低環境以上なのでVRで遊ぶことも可能です。※推奨環境に届いてない分の苦しさはありますが。
HDDの増設はやっておきたいところですが、HDDではなくSSDを乗せたい人は、カスタマイズ項目にないので、別で買って自分で作業することになります。
こちらもある程度まではMOD追加に耐えられます。
「17.3型Narrow Bezel (狭額縁)」のPCはシリーズ化され、RTX 2060バージョン、i7-9750H + RTX 2070バージョンがあります。
また「15.6型のNarrow Bezel (狭額縁)」も登場しています。こちらは一般的な14型に近いところまで小さくなり、i7-9750H + GTX 1660Ti、i7-8750H + RTX 2060、i7-8750H + RTX 2070の3種のラインナップになっています。
15.6型の方はIPSパネルになっているのでリフレッシュレートが高くないのですが、他の違いは特に見られません。まあスカイリムをするにあたってリフレッシュレートはあまり重要ではないですしね……。
FPSゲームをやる場合も、追加で高リフレッシュレートのモニターを買えばいいだけです。
なのでスカイリムだけの話なら、どちらがいいかは完全に好みの問題です。実際に店舗に行って触ってみる方がいいでしょう。仙台、G-Tune : Garage 秋葉原店、G-Tune : Garage 大阪店、秋葉原、春日部、名古屋、大阪、博多に店舗があります。
【第3位】G-GEAR GA9J-G181/ZT
GA9J-G181/ZT – BTOパソコン eX.computer
スペック
- OS:Windows 10 Home 64bit
- CPU:Intel® Core™ i9-9900K
- マザーボード:Intel® Z390 チップセット(ASUS TUF Z390-PLUS GAMING)
- メモリー:16GB DDR4-2666(PC4-21300 8GB x 2)
- グラフィック:NVIDIA® GeForce™ RTX 2080
- SSD:500GB SATA接続
- HDD:2TB
- 電源:650W
かんたん解説
VRでもMODでも何でも来いと言わんげなハイスペックゲーミングデスクトップPCです。
MODを入れた状態で生配信や動画配信を考えている人は、ここまでスペックを上げないと辛いです。
MODは入れ始めると止まりません。そこまで考慮しての話ですが。
大量のモッド追加の上での話であれば、メモリー不足感も実はあります。予定している人は32GBまで上げておくといざという時に困らないでしょう。
筆者の目では、この価格でよく販売できるなぁという印象です。
このスペックをこの値段で自作できる自信が全くないです。この辺りは流石TSUKUMOだなぁという印象です。
予算が潤沢にあれば買いです。できないゲームがそもそもなく、生配信や動画配信も余裕をもってやれるでしょう。
【第4位】パソコン工房 LEVEL-M039-i7KF-RXR-IeC
iiyama LEVEL-M039-i7KF-RXR-IeC [Windows 10 Home] | パソコン工房【公式通販】
スペック
- OS:Windows 10 Home 64bit
- CPU:Intel® Core™ i7-9700KF
- マザーボード:Intel® Z390 チップセット(ASUS MAG Z390M MORTAR)
- メモリー:16GB DDR4-2666(PC4-21300 8GB x 2)
- グラフィック:NVIDIA® GeForce™ GTX 1660 Ti
- SSD:240GB SATA接続
- HDD:1TB
- 電源:500W
かんたん解説
ど真ん中ミドルスペックな、ミドルタワーゲーミングPCです。
これといって不可もなく、このスペックで買っておけばしばらくは問題なしです。
実際問題、スカイリム自体はそこまでグラフィック能力を要求するわけでもなく、CPUの演算力もそこまで要求するわけではないです。
VRでやろうとすると、とんでもない要求になるわけです。
MODも入れるものによるのもそうで、グラフィックをよくする物や要素追加系がそうです。
逆に軽量化MODもあります。
何を入れるのかは個人の自由ですが、本機のようにある程度は高スペックなPCの方が、多種多様なMODを導入できます。
あまり妥協しすぎることの無いようにしたいところです。
【第5位】G-TUNE NEXTGEAR-NOTE i7950PA1
NEXTGEAR-NOTE i7950 シリーズ│G-Tune マウスコンピューターのゲーミングPC(パソコン)ブランド【公式通販】
スペック
- OS:Windows 10 Home 64bit
- CPU:Intel® Core™ i9-9900K
- マザーボード:Intel® Z370 チップセット
- メモリー:64GB DDR4-2666(PC4-21300 16GB x 4)
- グラフィック:NVIDIA® GeForce™ RTX 2080
- M.2 SSD:512GB NVMe接続
- M.2 SSD:512GB NVMe接続
- HDD:2TB
- 無線:IEEE802.11 ac/a/b/g/n (最大433Mbps) + Bluetooth 4.2
- モニター:17.3型ワイドFHD(1920 x 1080 / ノングレア /120Hz )
かんたん解説
デスクトップPC顔負けの価格も堂々たるハイスペックゲーミングノートPCです。
NVMe接続のSSDが二つ積まれているので、OSとゲームフォルダを空ける運用ができます。
また、動画配信の際に発生する録画ファイルをHDDに振り分け、ストレージの圧迫を軽減することができます。
Thunderbolt3対応のUSBポートもあり、上位グレードのVRヘッドセットも対応できます。
VRという点では、ノートPCはかなりのアドバンテージを持っており、専用のものを用意することなく普通のPCバックパックに入れてプレイすることができます。
これだけ性能がいいと、やはり気になるのがバッテリーの稼働時間です。公式発表で2.2時間なので、できてその半分、1時間もてばよい方でしょう。
電源が取れる場所では最大限にその性能を生かすことができます。
第3位のデスクトップに比べるとかなり高いような値段になっていますが、ストレージが同じになるようにカスタマイズし、高リフレッシュレートモニター、ゲーミングキーボードが標準で付くという事を加味するとあまり変わりません。
むしろ、マウスを同時購入するだけでよく、出先でできる事を加味すると価値は値段以上です。
スカイリムに必要なスペック
PC版スカイリムには、Special EditionとVRバージョンがあります。
ひとまず推奨スペックを見てみましょう。
Special Edition版
- OS: Windows 7/8.1/10 (64-bit Version)
- プロセッサー: Intel i5-2400/AMD FX-8320
- メモリー: 8 GB RAM
- グラフィック: NVIDIA GTX 780 3GB /AMD R9 290 4GB
- ストレージ: 12GB
VRバージョン
- OS: Windows 10 (64-bit)
- プロセッサー: Intel Core i7-4790 or AMD Ryzen 5 1500X
- メモリー: 8 GB RAM
- グラフィック: Nvidia GeForce GTX 1070 8GB / AMD RX Vega 56 8GB
- ストレージ: 15 GB
流石VR、推奨環境は大概なスペックを要求してきます。
VRがこんなスペックを要求してくる理由は結構単純で、少しだけ視点の違うゲーム画面を2つ同時に描画する必要があるからです。
なので、2画面分のエンティティ等の処理が必要な上に、モーションキャプチャー等を行うので必然的に高いCPU性能も必要になります。
Special EditionもMODを追加するなど行うと話が違ってきます。
MODは基本有志作成ですから、公式が出す推奨スペックはMODを考慮していません。
MODによってグラフィックがよりリアルになったり、要素やゲーム性の変更、敵AIの変更を行ったりすると、足りない場合があります。
また、MODによってゲームファイルはかなり肥大化します。ネタとしてフォルダプロパティで1TBという画像があります。
知人の話では際限なく入れていくとネタとは言えないという事を聞きました。別のゲームもやると思うのなら、HDDとSSDは大容量化しておくと憂いはないです。
MODの追加を予定している人は高めのスペックで購入しましょう。
全体的なカスタマイズアドバイス
「スカイリムしかゲームはやらない」という人は基本いないはずなので、できる限りOSとは別にゲームファイルを入れるSSDを追加しておきたいです。
また生配信や動画配信を考えている場合、メモリーの大容量化、HDDの大容量化や追加をしておきたいです。
配信ソフトや撮影ソフトはゲームと一緒に別のソフトウェアとして同時稼働します。今回紹介したものはしっかりと演算力のあるCPUを選んでいますが、メモリーは足りない物がいくつかあるので気を付けておきましょう。
まとめ
スカイリムを始める時のゲーミングPCのおすすめは
- 第1位が『GALLERIA RT5』
- 第2位が『G-TUNE NEXTGEAR-NOTE i7920BA1』
- 第3位が『G-GEAR GA9J-G181/ZT』
- 第4位が『パソコン工房 LEVEL-M039-i7KF-RXR-IeC』
- 第5位が『G-TUNE NEXTGEAR-NOTE i7950PA1』
そこまで新しいゲームではありませんが、リマスターされ、VRバージョンも出て、コンシューマ機にも移植されているので、その人気は止まるところを知りません。
リマスターされた時点で、やはり要求スペックは上がっています。
VRも第9世代からの話なので、要求スペックが高くなるのは仕方のないことです。
マルチ要素のないゲームがここまで人気になるという事は、それほど完成度の高いゲームだという事です。