「中古ゲーミングPCのおすすめが知りたい」
今回はこんな疑問に答えていきます。
筆者のイチオシは『SYCOM Original PC ミドルハイクラス ミドルタワーデスクトップPC』です。
さらに筆者厳選の2種、計3種をランキング形式で紹介します。
中古品というのは基本的に一品ものです。理由は後ほど紹介します。
また、ショップが扱っているものしか紹介しません。その理由は、まとめでヤフオクやメルカリを利用した中古ゲーミングPCを買う場合の注意点と合わせて説明します。
筆者としては、個人取引となるヤフオクやメルカリでの購入は一切お勧めしません。理由はまとめに書きました。
中古ゲーミングPCのおすすめ3選
【第1位】SYCOM Original PC ミドルハイクラス ミドルタワーデスクトップPC
スペック
- OS:Win10 Home 64bit
- CPU:Intel® Core™ i7-6700
- マザーボード:ASUS Z170M-PLUS(Intel® Z170 チップセット)
- メモリー:64GB(DDR4)
- グラフィック:NVIDIA® Geforce GTX 1060 6GB
- HDD:500GB
- 光学ドライブ:DVDマルチ
税抜価格125,900円(2019年3月18日現在)
かんたん解説
ドスパラの中古販売から、自作のベースとしてふさわしいミドルハイクラスのゲーミングPCです。筆者が調べた限りでは、まだ不動PCゲームはありません。
なので、グラフィックボードの交換はもうしばらく必要ないですね。ただ、問題があるとするならCPUの方です。
次期CPUのリリースを待ってから交換するのがちょうど良いからです。
i7-9700Kで性能差が1.5倍以上開いているのですが、かと言って性能足らずとはまだ言い難い状況。
その場合は新メモリー規格との兼ね合いで、このPCに使われているメモリー規格とCPUが合わない可能性があるので注意です。
ちなみに、新メモリー規格DDR5の市場リリースが今年(2019年)の後半には登場するという予測があります。
購入時期、動作期間が不明なので電源が長くは持たないと思ってください。
【第2位】Antec Terra ORIGINALミドルロークラス フルタワーゲーミングPC
スペック
- OS:Win10 Home 64bit
- CPU:Intel® Core™ i7-3960X
- マザーボード:非公開
- メモリー:16GB(DDR3)
- グラフィック:NVIDIA® Geforce GTX 680
- HDD:1TB
- 光学ドライブ:DVDマルチ
税抜価格57,000円(2019年3月18日現在)
かんたん解説
株式会社メディエイターが運営する中古パソコン市場から、当時としては最高峰の一角を飾った中古ゲーミングPCです。
CPUはi5-9600K相当、グラフィックはGTX 1050 Ti相当と、超絶ともいえるコストパフォーマンスを誇ります。
問題は、内外の経年劣化がどの程度になっているのかという事です。
特に恐ろしいのは電源です。電源に使われるコンデンサという電子部品は特に劣化が早いので、早めにATX電源を買って交換する気で買いましょう。
データがないので筆者の独自計算となりますが、GTX680のTDPは195W、i7-3960XのTDPは130Wなのでそこから計算すると、筆者の推奨電源容量は850W以上です。
簡単な計算方法は
「グラフィックボードのTDP x 2 + CPUのTDP+100W」
ですが、CPUのTDPが大きいのでかなり余裕を持たせています。
【第3位】中古自作PC ハイクラス フルタワーゲーミングPC
ノーブランド 〔中古〕自作PC(中古保証3ヶ月間) | パソコン工房【公式通販】
スペック
- OS:Win10 Home 64bit
- CPU:Intel® Core™ i7-8700K
- マザーボード:非公開
- メモリー:16GB(DDR4)
- グラフィック:NVIDIA® Geforce GTX 1080 Ti
- SSD:500GB
- HDD:2TB
税抜価格169,980円(2019年3月18日現在)
かんたん解説
パソコン工房の取り扱いの中古からは、コスト対パフォーマンスに優れたハイクラスのゲーミングPCです。
4Kゲーミングすらも可能となるスペックを持ち、しばらくはこのまま使用可能です。
中核パーツであるCPU、マザーボード、グラフィックはどんなに古くても2017年発売の物なので、そこまで新しくもないけれどいうほど古くもない、という印象です。
メモリーはどんなに古くても2014年の物です。
こちらも気を付けたいのは、やはり電源。自作物のため使いまわしの可能性が否めません。
電源は入れ替えるつもりでいましょう。その際の容量は650W以上の物を推奨します。
グラフィックはかなり長く使い続けられるでしょう。レイトレーシングを利用できないとは言え、RTX 2080との性能差は5%ほどしかありません。
RTXのウリであるレイトレーシングをオンにしても、2080 Tiですら性能不足感はあり、まだまだ発展途上で、レイトレーシングに対応するゲームも片手で数えられる程度です。
デモ版ですがRTX不要のソフトウェアレイトレーシングも登場しています。
要は『急ぐほど差し迫った交換を求められる性能ではない=長く使える』という事です。
中古は今だけの「一品もの」である理由
中古というのは、新品、あるいは自作機の買い替えや作り直しが行われて初めて登場するものです。
ゲーミングPCの多くはBTO品か自作機です。
どちらもその人の考え方によってカスタマイズされるので、全く同じ性能を持った中古品が、しかも同時期に登場するというのはごくまれです。
たとえ同じ性能だったとしても、人が変われば当然使い方が変わるので、部品の劣化具合も変わってきます。
つまり、同じ物でも同じ買取査定額にはほぼなりません。
さらに同じ買取査定額にならないので中古販売価格も同じにはなりません。
なので、基本的には一品ものなのです。一品ものなので、売れてしまえばそれで終了ですので今だけのものになります。
あと、中古は基本買取品ですから、買い替えだとしても前のオーナーは何かしら訳があって売った物なので、訳あり品だという事は分かった上で買いましょう。
まとめ
中古ゲーミングPCのおすすめは
イチオシは『SYCOM Original PC ミドルハイクラス ミドルタワーデスクトップPC』
次点で『Antec Terra ORIGINALミドルロークラス フルタワーゲーミングPC』
最後が『中古自作PC ハイクラス フルタワーゲーミングPC』
さて、中古を探そうと思ったとき、ヤフオクやメルカリにあるのではないかと考えることもあるでしょう。
この二つの大きな特徴は個人売買であることです。さらに、少なからず詐欺師がいることです。
メルカリはそこまで話を聞きませんが、ヤフオクは非常に有名ですね。お金を支払ったにもかかわらず、商品が送られてこないとかは典型です。
お金のやり取りに、Yahoo!ないしメルカリが仲介に入る取引でないとこの被害は防げません。
また、不動品を動作確認済み、傷汚れがあるのにない物として売られていることもあり、防ぐ手段がないのでこの被害もかなりの数に上ります。
個人売買は完全自己責任の世界ですが、ショップ販売の場合は必ずではないですが、短いながら動作保証がついています。ついていない物はジャンク扱いなので、安心できます。
中古買うぐらいなら、というのが筆者の正直なところですが、分かった上で買うのなら悪い選択肢ではないので、よく検討してみてくださいね。