【2019年初版】自作ゲーミングPCのおすすめ構成レシピ3選|マネするだけで『ミドルクラス コスパ構成』になるパーツまとめ

おすすめ

「自作ゲーミングPCのおすすめが知りたい」
「結局どんなパーツをどう集めればいいのか分からない」

 

今回はこんな疑問に答えていきます。

 

マネするだけで必要十分なパーツが集まります。

 

最終的な値段の目安を、割引前の参考価格と参考価格の表記のない物は百の位を切り上げ計算しています。実際にはかなり安く作ることができるでしょう。

 

筆者のイチオシは『ミドルクラス コスパ構成』です。

 

さらに筆者厳選の2種、計3種をランキング形式で紹介します。

 

自作で準備すべきもの、自作の強み、自作の注意点を後ほど紹介します。

 

また、まとめではNVMe接続のM.2 SSDの落とし穴を解説します。導入予定の人は是非読んでみてくださいね。 

 

スポンサーリンク

【2019年初版】自作ゲーミングPCのおすすめ構成レシピ3選|マネするだけで『ミドルクラス コスパ構成』になるパーツまとめ

 

今回の共通パーツ|7万円~8万円の予算

 

パーツリスト

 

【OS】Windows 10 Home 64bit DSP版

 

【メモリー】DDR4-2666(PC4-213000) 16GB(8GB x 2)(CORSAIR VENGEANCE LPX CMK16GX4M2A2666C16)

 

【ケース】Corsair Carbide Air 540

 

【光学ドライブ】書込対応Blu-ray / DVDスーパーマルチドライブ(Pioneer BDR-209BK2)

 

【SSD】480GB(Crucial CT480BX500SSD1)

 

【HDD】1TB(Western Digital Blue WD10EZRZ-RT)

 

予算と解説

 

上記の目安パーツ合計費は「77,420円」です。

 

OSは拡張LANカードがついてくるのですが、使用する必要はありません。

 

無料で組み立てガイドがバージョン選択肢にあるので、自作初心者は一緒に買っておきましょう。ちなみにこれはダウンロード版なので、PC、スマホ、タブレット等でないと閲覧できません。

 

SSDと光学ドライブ以外は以前の記事で紹介したものです。

 

SSDと光学ドライブは実際に筆者が使っている、コストパフォーマンスと信頼性に優れた物です。

 

パーツはひと通りamazonの「欲しいものリスト」に入れておきます。実際の価格を比較するときに、カートに入れて価格のメモを取るとよいですね。

 

なお、購入する場合は、送料に気を付けてください。ツクモやドスパラ、パソコン工房といった、パーツ取り扱いショップも同時並行でチェックするようにします。そちらの方が安い場合もありますからね。

 

箱に傷があるというだけのアウトレットのような掘り出し物が見つかる場合もあります。買い逃しの無いようにしたいですね。

 

【第1位】ミドルクラス コスパ構成(19万5千円前後)

 

スペック

 

CPU:Intel® Ryzen™ 7 2700X

 

CPUクーラー:サイズ サイドフロー空冷クーラー 虎徹 Mark II

 

マザーボード:AMD® X470チップセット(GIGABYTE X470 AORUS ULTRA GAMING)

 

グラフィック:NVIDIA® GeForce RTX 2060(GIGABYTE GV-N2060OC-6GD)

 

電源:750W(CoolerMaster V750 RS750-AMAAG1)

 

OS:Windows 10 Home 64bit DSP版

 

メモリー:16GB DDR4-2666(PC4-213000 / 8GB x 2)(CORSAIR VENGEANCE LPX CMK16GX4M2A2666C16)

 

ケース:Corsair Carbide Air 540

 

光学ドライブ:書込対応Blu-ray / DVDスーパーマルチドライブ(Pioneer BDR-209BK2)

 

SSD:480GB(Crucial CT480BX500SSD1)

 

HDD:1TB(Western Digital Blue WD10EZRZ-RT)

 

目安パーツ合計費:194,020円(共通パーツ代を含む)

 

かんたん解説

 

コスパを重視しつつも性能は長く使えるように構成を組んだミドルクラスのゲーミングPCです。

 

電源に余裕を持たせてあるので、光学ドライブ、SSD、HDDの増設、CPUやグラフィックのランクアップ、メモリーの増設も比較的容易です。

 

ATX規格に合うケースであれば変更が可能で、もの次第では5,000~10,000円安くなります。

 

今回のSSDとHDDの価格はあまり変わらないので、HDDの遅さが気になる人はSSD2個にしてしまってもよいです。

 

ただし、SSDは1TBからバイト毎単価が飛躍的にアップするので注意しましょう。

 

【第2位】ハイクラス構成(57万円前後)

 

スペック

 

CPU:Intel® Core™ i9-9980XE

 
CPUクーラー:Cooler Master MasterLiquid ML240L RGB

 
マザーボード:Intel® X299チップセット(ASRock Fatal1ty X299 Gaming K6)

 
グラフィック:NVIDIA® GeForce RTX 2080 Ti(ASUS ROG-STRIX-RTX2080TI-O11G-GAMING)

 
電源:1200W(Cooler Master V1200 Platinum)

 
OS:Windows 10 Home 64bit DSP版

メモリー:16GB DDR4-2666(PC4-213000 / 8GB x 2)(CORSAIR VENGEANCE LPX CMK16GX4M2A2666C16)

ケース:Corsair Carbide Air 540

光学ドライブ:書込対応Blu-ray / DVDスーパーマルチドライブ(Pioneer BDR-209BK2)

SSD:480GB(Crucial CT480BX500SSD1)

HDD:1TB(Western Digital Blue WD10EZRZ-RT)

 

目安パーツ合計費:571,420円(共通パーツ代を含む)

 

かんたん解説

 

超ハイコストでも、最高峰のスペックとなる構成です。

 

後ほど解説するNVMe接続のM.2 SSDの落とし穴を警戒して選択肢から外しています。

 

CPUとグラフィックのTDPが高いので、1200Wクラスでないと、メモリーやSSD、HDDの増設に耐えきれません。

 

同じ理由でCPUクーラーは水冷となっています。重負荷環境でも温度を低く保ってくれます。

 

メモリーは128GBまで増設が可能で、特にマインクラフトのサーバー運用ではそこまでやるとRAMディスクによる超高速起動や安定性も生まれます。

 

ゲームの生配信や動画配信を予定している人なら、一考の価値がある程の高スペックゲーミングPCとなります。

 

【第3位】ミドルロークラス構成(16万7千円前後)

 

スペック

 

CPU:Intel® Core™ i5-9400F

 

CPUクーラー:サイズ サイドフロー空冷クーラー 虎徹 Mark II

 

マザーボード:Intel® H370チップセット(MSI H370 GAMING PLUS/A)

 

グラフィック:NVIDIA® GeForce GTX 1660(MSI GeForce GTX 1660 GAMING X 6G)

 

電源:750W(CoolerMaster V750 RS750-AMAAG1)

 

OS:Windows 10 Home 64bit DSP版

 

メモリー:16GB DDR4-2666(PC4-213000 / 8GB x 2)(CORSAIR VENGEANCE LPX CMK16GX4M2A2666C16)

 

ケース:Corsair Carbide Air 540

 

光学ドライブ:書込対応Blu-ray / DVDスーパーマルチドライブ(Pioneer BDR-209BK2)

 

SSD:480GB(Crucial CT480BX500SSD1)

 

HDD:1TB(Western Digital Blue WD10EZRZ-RT)

 

目安パーツ合計費:167,020円(共通パーツ代を含む)

 

かんたん解説

 

AMDのコスパの良さで、あまり費用が下がらなかった印象があります。

 

ショップを転々として買い漁ればかなり安上がりになること間違いなしです。

 

全体でも言えることなのですが、SSDは240GBまで落としても特にこれといった問題は出ません。

 

HDDはセカンダリとしてなので、SSDに変えてより多くのゲームのロード改善をしてもいいでしょう。

 

自作の準備、強み、注意を解説するよ

 

自作におすすめのアイテム

 

いざ自作しようにも何を準備したらいいのか分からない人は多いと思います。

 

やはり必要なのはドライバーです。

 

ドライバーセットはやりすぎ感があるかもしれませんが、なくて困ることはあっても、あって困ることはそうそうないので、これを期にワンセット買いましょう。

 

ドライバーセット

 

TREKOO 精密ドライバーセット

 

電動工具は使い慣れていても使用しないようにしてください。ねじの締め付けトルクが高いか緩いかのどちらかになり易く、基盤にダメージを与え破損しかねません。

 

気にするだけ無駄とも言われますが、余計な出費を出したくないのなら静電手袋を付けましょう。静電気は瞬間的にとんでもない電圧が発生し、パーツを壊してしまいます。

 

静電気防止手袋

 

サンワサプライ 静電気防止手袋

 

これだけあれば組み立ては容易にできます。

 

自作の良さは「自由な構成」

 

自作の強みは工賃がかからず、自由にパーツ選びができる事です。BTOでは明記されないパーツのメーカーや型番もはっきりします。

 

問題があるとするなら破棄する際にリサイクル料を取られかねない事です。ヤフオクやメルカリなどで売りさばくか、買取してくれる場所に持って行けば解決します。

 

自作ゲーミングPCはすべて「自己責任」

 

解決しない問題がもう一点、完全自己責任が非常に重たいことです。

 

初期不良を引いた場合は自分でショップやメーカー(たまに英語で)に問い合わせしなければならず、落下や静電気で壊した場合、パーツは買い替えです。

 

工作(模型等)が得意、趣味という人は楽しくやれますが、そうでない人は割と苦痛です。

 

これだけは分かった上でやらないと、バカを見るので気を付けましょう。

 

実は、静電気対策は手袋無しでもできます。電化製品以外の机や椅子等の金属、筐体の金属部分に触れながらやると特に問題はでません。

 

パーツ接続部に触れるのは最小限にしましょう。パーツ接続部は金属が露出しており弱い部分なので物理破損を招きかねず、皮脂やほこりの付着で接続不良を起こします。

 

スポンサーリンク

まとめ

 

自作スペックのおすすめは

 

イチオシは『ミドルクラス コスパ構成』
次点で『ハイクラス構成』
最後が『ミドルロークラス構成』

 

さて、NVMe接続のM.2 SSDですが、ものすごく早いのはいいのですが、かなり高価で状況次第ではかなり発熱します。

 

発熱対策も含めて予算を組むことになる上に、その速度を体感できる機会が実はあまりないことです。

 

NVMeの読み出しは大体3000MB/s、SATAの場合は500MB/sですので、3GBのファイル読み出しで、NVMeは1秒、SATAは6秒となります。

 

ただし、それは対メモリー展開か同速度の書き込み速度を持つSSDで、かつ3GBのファイルが断片化してない事が前提です。

 

ファイル移動の場合は、移動先の書き込み速度に完全依存するのでその速度は全く活きません。

 

断片化、あるいは、合計が3GBのファイル群という場合では、ファイル格納場所の検索が入るので速度が落ちます。

 

例えば、格納場所の検索に0.5秒かかったとすると、100MBの30ファイルでは格納場所の検索が30回起こるので、1.5秒の作業ではなく16秒の作業になります。

 

格納場所の検索時間は、SATA接続のSSDでもNVMe接続のSSDでもあまり変わらない上に、大容量ゲームでも大容量ファイルを扱う機会はあまりないので実感できるほどの違いがでない場合が多いのです。

 

PC起動からログイン画面までの時間は、NVMeのSSDの方が若干遅いというデータまでありますからね。

 

価格程の実感を得られる機会はあまりないという落とし穴があります。

 

SATA接続のM.2 SSDならNVMe接続より安いので、ケースにこれ以上ストレージが乗っからない場合は導入を考えてもよいでしょう。

 

ケース次第ではストレージが大量に乗っかりませんからね。

 

タイトルとURLをコピーしました