「自作にIntel Core iシリーズを使いたいけどどれがいいか分からない」
今回はこんな疑問に答えていきます。
筆者のイチオシは『Intel® Core™ i7-9700K』です。
さらに、筆者厳選の2種、計3種をランキング形式で紹介します。
ゲーミングPC用おすすめIntel Core iシリーズ3選
【第1位】Intel® Core™ i7-9700K
INTEL インテル CPU Corei7-9700K INTEL300シリーズ Chipsetマザーボード対応 BX80684I79700K【BOX】
スペック
- 動作周波数:3.6GHz~4.9GHz
- キャッシュ:12MB
- TDP:95W
- コア数/スレッド数:8/8
- ソケット:FCLGA1151(Intel 300シリーズチップセットのみ)
- PCIeレーン数:16
- PCIeリビジョン:3.0
- PCIe構成:Up to 1×16, 2×8, 1×8+2×4
- メモリ:DDR4-2666
- 最大メモリ:64GB
- ECCメモリ:非対応
- 内蔵グラフィック:インテル® UHD グラフィックス 630(4096×2304@60Hzまで、メモリはメインと共有)
かんたん解説
コスト対パフォーマンスの両立において比類なきアドバンテージを持ったCPUです。
グラフィックが内蔵されていますが、ゲーム目的にはイマイチ性能足らずなので気を付けてください。
自作する場合はCPUクーラーが別で必須です。
OC等しないのなら水冷クーラーは必要ありません。
【第2位】Intel® Core™ i9-9980XE
Intel インテル Core i9-9980XE Extreme Edition 18コア 3.0GHz LGA2066/24.75MBキャッシュ CPU BX80673I99980X【BOX】
スペック
- 動作周波数:3.0GHz~4.4GHz
- キャッシュ:24.75MB
- TDP:165W
- コア数/スレッド数:18/36
- ソケット:FCLGA2066
- PCIeレーン数:44
- PCIeリビジョン:3.0
- メモリ:DDR4-2666
- 最大メモリ:128GB
- ECCメモリ:非対応
- 内蔵グラフィック:無し
かんたん解説
自作PCを1台組めちゃうぐらい高いですが、値段相応のハイスペックCPUです。
TDPが高いので、電源と冷却は気を使ってください。
特に冷却面では大型サイドフロークーラーか水冷クーラーにしないと重負荷時に冷却が間に合わない可能性があります。
PCIeレーン数が多いので拡張性の高いCPUですが、グラフィックは内蔵されてないのでグラフィックボードは必須です。
ちなみに、このCPUならグラフィックボードのSLIやCrossFire/ CrossFireXに何とかついていけるという程度です。
【第3位】Intel® Core™ i5-9600K
Intel CPU Core i5-8600K 3.6GHz 9Mキャッシュ 6コア/6スレッド LGA1151 BX80684I58600K 【BOX】
スペック
- 動作周波数:3.7GHz~4.6GHz
- キャッシュ:9MB
- TDP:95W
- コア数/スレッド数:6/6
- ソケット:FCLGA1151(Intel 300シリーズチップセットのみ)
- PCIeレーン数:16
- PCIeリビジョン:3.0
- PCIe構成:Up to 1×16, 2×8, 1×8+2×4
- メモリ:DDR4-2666
- 最大メモリ:64GB
- ECCメモリ:非対応
- 内蔵グラフィック:インテル® UHD グラフィックス 630(4096×2304@60Hzまで、メモリはメインと共有)
かんたん解説
コスパの妥協点だとしても、性能は折り紙付きです。
内蔵グラフィックについてはi7-9700Kと同じです。
i7-9700K (i9-9900K)とTDPが同じなので、TDPパフォーマンス値はあまりよくないです。しかし、OC等しないのであれば水冷クーラーは必要ないのは同じです。
Intel Core iの概要
以前までは、AMDの性能がIntelに追いつけないというのが通説でしたが、現在ではどっちもどっち、といったところです。
Intel CPUの強みは、サポートするソフトウェアの多さと、シングルコア性能の高さから、古いソフトも無難に動く性能です。
一般だけでなく、研究室などの特殊用途でも広く普及するCPUを作っており、その普及率が信頼性の証です。
CPU内蔵とあってグラフィック性能はイマイチ、ゲーミング目的でないのなら必要十分な性能で、ブラウザゲームやフラッシュゲーム程度は普通にプレイ可能です。
まとめ
ゲーミングPC向け Intel Core iシリーズのおすすめは、
イチオシは『Intel® Core™ i7-9700K』
最後が『Intel® Core™ i5-9600K』です。
最近のゲームは右肩上がりにCPUの重要性が増し、グラフィック性能だけが重要視されていたのはもう過去の話です。
総合性能が物を言う時代に入り、CPUを軽く見て自作、BTO品を選んでしまうととんでもないしっぺ返しを食らい、さらに痛い出費になりかねません。
妥協するにしてもあまり妥協しすぎないようにしましょう。